源泉徴収税額が「0円」の意味を知ってますか?源泉徴収票の見方

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源泉徴収税額が0円とは、「所得税」が0円ということ

まず、「源泉徴収税額」とは何か、ということですが、これは年末調整の結果、計算された所得税の金額です。

毎月の給料や賞与から所得税が天引き(源泉徴収)されている場合には、年末調整で還付される方が多いと思いますが、

天引きされた所得税-還付金=源泉徴収税額

となります。

では、源泉徴収税額が「0円」の場合は、どういうケースでしょうか。

この記事では、「(1) 年収103万円以下」の場合と「(2) 2年目以降の住宅ローン控除」の場合に分けて説明します。

ケース1:年収103万円以下

給料をもらって働いているパート・アルバイトの方は、「103万円以下」にがんばっておさえている方も多いことでしょう。

そういう方は、年末調整の結果、源泉徴収票をもらうと、「源泉徴収税額」が必ず「0円」となっています。

源泉徴収票5

「所得税」は確定申告をしても無意味

質問1:医療費控除をしても意味があるのか?

質問2:住宅ローン控除をしても意味があるのか?

質問3:ふるさと納税をしても意味があるのか?

答え:質問1~3のいずれも、「所得税」については意味がありません。

なぜなら、年収103万円以下の場合、所得税がそもそも発生しないからです。

だから源泉徴収税額(=所得税)が0円となります。

「住民税」は確定申告の意味がある場合も

一方、住民税については、住んでいる自治体にも寄りますが、年収98万円~100万円以上で課税されます。

したがって、年収103万円ピッタリの人は住民税の対象となる場合があるため、住民税も税金がかからないようにするために、医療費控除、住宅ローン控除、ふるさと納税をするのも良いかもしれません。

逆に言えば、年収98万円未満であれば、住民税もかからないので、確定申告をする意味は全くないでしょう。

その他、源泉徴収票の詳しい見方については、次の記事をご覧ください。

関連記事 年収103万円以下の扶養の範囲で働く人の源泉徴収票の見方

ケース2:2年目以降の住宅ローン控除

お次は住宅ローン控除をがっつりしているときに源泉徴収税額が0円となります。

1年目は確定申告で住宅ローン控除を行いますが、2年目以降は年末調整でも可能なので0円となりうるのです。

質問1:医療費控除をしても意味があるのか?

質問2:ふるさと納税をしても意味があるのか?

答え:多くの場合、意味があります

医療費控除・ふるさと納税と住宅ローン控除は併用できるので、多くの場合、確定申告をやった方が有利になることがあります。

医療費控除10

「源泉徴収税額が0円なのに?」

と思われるかもしれませんが、大体が住民税」の方が減額されたりして節税になります。

決して、源泉徴収税額が0円だからとあきらめずに、確定申告をすることをおすすめします。

関連記事 医療費控除の確定申告で還付するために気つけたい12のこと

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