扶養控除等申告書・住宅借入金等特別控除申告書の「税務署長」の欄は何を書く?

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結論:「勤め先」の所轄税務署長を書く!

税務署長欄

・・・以上です。

ここで終わると過去最も短い記事になるので、ここから「自分」じゃなくて「勤め先」の所轄税務署長なのかについて、書きたいと思います。

理由:勤め先が所轄税務署長に提出する建前だから

確定申告をする場合には、自分が住んでいる地域の所轄税務署長に提出します。

例えば、東京都ですと、次のように税務署が分かれています(実際は、まだまだ続きます)。

東京の税務署

出典:国税庁「税務署所在地・案内(東京都)」

荒川区在住の方は、確定申告は、「荒川税務署」に提出します。

一方、年末調整は違います。

所得税法第194条(給与所得者の扶養控除等申告書) 抜粋
国内において給与等の支払を受ける居住者は、その給与等の支払者から毎年最初に給与等の支払を受ける日の前日までに、次に掲げる事項を記載した申告書を、当該給与等の支払者を経由して、その給与等に係る所得税の第十七条(源泉徴収に係る所得税の納税地)の規定による納税地の所轄税務署長に提出しなければならない。

何言っているかわからないと思いますが、翻訳すると、

 日本で給料をもらっている人は、勤め先から1月の給料をもらう前に、扶養控除等申告書を勤務先を経由して、勤務先の納税地の所轄税務署長に提出しなければならない。

となっています。

まあ、実際は出さないで、勤務先が保管しているので、税務署にはいきませんが、提出先は、

税務署長欄

というわけですね。

住宅借入金等特別控除申告書も「勤め先の所轄税務署長」を書く!

住宅ローン控除2年目を受ける場合も同様です。

「いやいや、neronaさん。この前、わからなくて税務署に電話したら、「自分の所轄税務署長」を書いてくださいって言われましたよ」

・・・いや、たぶんそれ、回答した方、間違えてますよ(正確には、税務署自体ではなく、電話相談センターという質問を集中的に受け付けるところですが、まあ、似たようなものです)。

その証拠に、国税庁の「平成28年分 年末調整のしかた」の46ページでは、次のような記載例が載っています。

税務署長欄2

勤め先の住所は「東京都千代田区神田錦町3-3」で、所轄税務署長は「神田税務署長」です(というより、そもそもこの住所は、神田税務署の住所を勤め先の住所にしてるんですけどね(笑))。

神田税務署

というわけで、住宅借入金等特別控除申告書・証明書全体を見てみると、こうなります。

全体像

最後に:「空欄」でいいけどね!

さて、ここまでがんばって書いておいてあれですが、ハッキリ言って、空欄でいいですよ。

全く重要な情報ではないというと怒られますが、年末調整の担当者は、全く見てません。ココ。

だから、がんばって調べても、意味ないです。

わからなかったら気にしないで出してください。

他の部分の方が重要です。

というわけで、1000文字超えたので、このあたりで終わります~。