青色申告に使う帳簿や領収書、クレジットカード明細をどうやって保管しようかと悩んでいないでしょうか。
私は100円ショップ(100均)でそろうものだけで簡単にファイリングしています。
上記はセリアで3つ買っただけなので300円(税抜き)です。
- 封筒12枚セット
- 2つ穴リングファイル
- ファイル用インデックスシート10枚
自分でもあまり見返すことはありませんし、税務調査が万が一あっても1回開くかどうかです。
お金をかけてファイリングする必要もないので、超手抜きファイリング方法をご紹介します。
ちなみに青色申告はクラウド会計ソフトを利用して作っています。
\まずは無料で試してみましょう/
※個人事業者は「マネーフォワードクラウド確定申告」を、会社なら「マネーフォワードクラウド会計
」を選びましょう。
もくじ
領収書をキレイにのりで貼るのは時間のムダ
個人事業者の方は、確定申告時期になると領収書やレシートの山を見てため息をつくかもしれません。
領収書やレシートをがんばって紙にのりで貼っていませんか?
しかも日付順にキレイに並べていませんか?
それ、全部時間のムダです。
そもそも保管した領収書やレシートを見るのは税務署だけです。
税務署を喜ばせるためにせっせとがんばったところで、時間のムダです。
領収書をキレイに並べて貼っても、経費にならないものは経費になりませんからね。
キレイに整理している暇があったらもっと「自分の売上を増やす時間」や「家族と過ごす時間」を増やした方が健全だと思います。
もちろん、1年分の領収書となるとさすがにダンボールにまとめて入れておくのもざっくりしすぎです。
そこで「月ごと」に「封筒」に入れて保管することをおすすめします。
ちなみにその管理法というのは、特に決まりはありません。
基本的には帳簿から逆引きできるようになっていればよしなので、まぁ「月単位で封筒にごそっと放り込んでおく」とか、「日付順でノートに貼り付けていく」とか、そのあたりはご自由に。
出典:『フリーランスを代表して申告と節税について教わってきました。』きたみりゅうじ・著
※この本の著者はA4用紙にのりで貼っているそうですが、個人的にはその時間ももったいないです。
【セリア】封筒12枚セット
封筒の右上に書いてある「1」というのは「1月分」のことです。
「1月分」って書くのすら面倒くさいというのが伝わってきますね(笑)
私は医療費控除も受けるので、もう1つ大きめの封筒(後ろの茶色の封筒)も用意しました。
医療費控除は平成29年分から原則として領収書は提出しないルールに変わったので、こちらも税務調査に備えて封筒に入れて保管することにしました。
2つ穴で分厚いリングファイルにとじよう
帳簿やA4サイズの請求書などをとじるファイルは
- 2つ穴
- ある程度の紙がとじられる分厚いもの
を選びましょう。
【セリア】2つ穴リングファイル
※2017年のときの確定申告ファイルです。
もちろん500円くらいする2つ穴ファイルも文房具店とかホームセンターに行けば売っています。
しかし、そんなに良いものを作らなくてもよいです。
このファイルを見る人がいるとすれば税務署ですが、税務調査は全員等しく来るわけではありません。
むしろ誰も見ない可能性の方が高いです。
自分でもこのファイルを年に何回開けると思いますか?
そう考えるとお金をかけるところはここではないです。
100均だとしてもひんぱんに出し入れさえしなければ問題なく長持ちします。
ファイルの種類はリングファイルが便利です。
リングファイルは後から差し替えがしやすいですね。
ひんぱんに出し入れをしないとしても、必要な書類が後日あったときにすっと取り出せるのでおススメです。
また、確定申告の書類はいろいろあるので分厚いものを選びましょう。
2cm前後の厚さは欲しいところです。
ファイル用インデックスシート(仕切り)を活用しよう
こんなものまで100均にもあるのかと感心してしまいますが、ファイル用インデックスシート=仕切りを使うと書類の整理が簡単にできます。
【セリア】ファイル用インデックスシート10枚
どの順番で並べてもいいですが、私は次の順番で並べています。
- 確定申告書(第一表、第二表など国税庁ホームページで作成)
- 青色申告決算書(会計ソフトで作成)
- 総勘定元帳(資産・負債・純資産の各科目・補助科目で会計ソフトで作成)
- 総勘定元帳(売上高・売上原価・経費などの各科目・補助科目で会計ソフトで作成)
- 仕訳帳(会計ソフトで作成)
- 売上に関する根拠書類(請求書や売上明細など)
- 経費に関する根拠書類(封筒に入らないA4のもの)
- クレジットカードの明細書
- 銀行の通帳コピー【任意】、ネットバンクの入出金明細
- その他(住民税の納税通知書など)
このように、1つのファイルの中で全部必要なものがそろっていて、取り出しやすい状態にしています。
税務調査が来たらこのファイルを丸ごと手渡すだけです。
なお、領収書が入った封筒(12枚)は、「2つ穴用のポケットファイル」に入れてリングファイルにとじてもよいでしょう。
あまりに領収書の量が多くて封筒が分厚くなる時はリングファイルとは別に大きな封筒に入れて別途保管しておきます。
まとめ
青色申告で作成が必要な
- 貸借対照表
- 損益計算書
- 総勘定元帳
- 仕訳帳
は会計ソフトを利用すれば簡単に作成できます。
Excelで帳簿を作るのが難しいのは、これらの書類を作るのに相当知識がいるからなのですね。
私は個人事業者として青色申告をしていますが、普段使っている会計ソフトは「マネーフォワード クラウド確定申告」です。
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※個人事業者は「マネーフォワードクラウド確定申告」を、会社なら「マネーフォワードクラウド会計
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クラウド会計ソフトのメリット・デメリットについては下記の記事もお読みください。
2 件のコメント
経費の記載がどんな感じでというの見せてください。
ルーズリーフに印刷するんでしょうか?
>上田さん
こんばんは。neronaです。
ご質問の意図がよくわかりませんが、手抜きなので・・・
①総勘定元帳の経費
単にA4用紙に印刷して「2つ穴パンチ」で穴をあけているだけなので
写真は省略させていただいております。
②経費に関する根拠書類(封筒に入らないA4のもの)
「2つ穴パンチ」で穴をあけているだけです。