「新築だから家は立派だけど、なんか庭がイマイチだよね~」
友人が注文住宅で新築の家を建てたと聞いて、お宅訪問。
家はとても立派なのですが気になるのが「庭」というか、「外構」ですよね。
声に出して言わないまでも、どう考えても予算オーバーで外構工事費用を削るしかなかったんだろうな、というものを見ることがあります。
フェンスが簡素だったり、駐車場がデコボコしていたり、玄関へのアプローチがなんか微妙だったり。
でもそれは私の友人に限らず、誰にでも起こりうることです。
我が家も危うくそうなるところでした。
この記事では、自分の体験も含めて、予算オーバーしないための5つのコツをご紹介します。
【追記】私と同じ一条工務店で家を建てられる方から、喜びの声もいただきました^^
希望を電話でしっかり聞いてくれて、無料で優良な外構業者を紹介してくれる「リショップナビ エクステリア(旧:クラッソーネエクステリア)」というサービスがあります。
外構工事業者の選び方については、次の記事もあわせてお読みください。
関連 外構工事の業者はどう選ぶ?一条工務店で家を建てた私の7つの体験談
外構工事費用の相場は資金計画「前」に知っておこう!
外構工事費用の相場=建築価格の1割!
家を建てる敷地の広さやカーポート・ウッドデッキなどの設備をどれくらい入れたいかで全然違います。
50万円から100万円で最低限の庭を作ればいい人もいれば、300万円くらいかけて立派な庭にしたい人もいます。
そのため、一口に相場といってもわかりにくいですよね。
駐車場(カーポート除く)、門、表札、庭のフェンスの外構工事をしようと思ったら、建築価格の1割は見積もってください。
例えば、
- 2,000万円の家なら200万円くらい
- 2,500万円の家なら250万円くらい
- 3,000万円の家なら300万円くらい
を見積もっておくと、一般的に「バランスが良い」と言われています。
外構工事の相場は資金計画を作るときには知っておこう!
実は予算を考える上で、金額よりも大事なのがタイミングです。
たいていの資金計画は、ハウスメーカーが主導して作ります。
「家に関する費用はできる限り全部入れてください。実際にかかる多めの値段でいれてください」
とハウスメーカーの営業さんに頼んだところ、外構工事費用は130万円で資金計画に入っていました。
その後、外構業者さんに見積もりをとるため、カーポートを追加したり少しデザインを替えてみると200万円に。。。
なんと最初の計画から70万円もアップしてしまいました。
我が家の建築価格は2300万円だったので、ちょうど1割相当です。
だから最初の資金計画の段階で外構工事費用も建築価格の1割は見積もってください。
最初の資金計画の段階ならまだ引き返せます。
外構工事は、家の建築が終わる頃から業者探しを始めることが多いです。
その頃に見積もりより大幅に金額アップされたらたまりませんよね。
無理して資金をかき集めたり、カーポートやウッドデッキを泣く泣くあきらめたりする場合もあります。
だから最初から多めに見込んで、譲れない条件をしっかり考えておきましょう。
そうすれば、もし途中で予算オーバーになりそうになっても、あきらめるものやグレードを下げるものを決めることができます。
高低差に注意!1m違うとこんなに違う外構工事費用
さて外構工事の費用相場は建築価格の1割程度と言いましたが、前面の道路から家の敷地との高低差があるともっと見込む必要があります。
- 高低差1m以内:120~200万円
- 高低差2m以内:240~400万円
- 高低差3m以内:380~650万円
出典:UR都市機構 西日本支社 なごみライフ エクステリアガイド
こうなると、擁壁(ようへき)工事が必要になります。
「擁壁」とは、簡単に言えば土の流入を防ぐための壁です。これがないと土砂崩れや浸水の被害にあう可能性があるので工事をするのが必須です。
我が家の土地は高低差1m以内で擁壁工事が大したことがなかったのでまだ良かったのですが、
「まさか擁壁工事でこんなにお金がかかるなんて思ってなかった・・・」
という同じ家づくりブロガーさんを見かけました。
土地自体が安くても、擁壁工事でお金がかかることはよくあります。
土地探しのときにも擁壁工事でどれくらいかかるのかを見込んでおきましょう。
結果として高低差が1m以内の土地の方が割安かもしれません。
高低差がある土地に家を建てるときは、外構工事の予算を建築価格の1割プラスαでさらに高めに見積もっておきましょう。
・・・というより、土地を購入する前に必ず見積りを外構業者さんにとってもらいましょう。
住宅ローンで外構工事費用を支払えるかチェック!
本来、住宅ローンで外構工事費用を支払うこともできます。
しかし、ハウスメーカーや銀行によっては「住宅ローンで支払えない」と言われる場合もあります。
そこで、まずはハウスメーカーの担当者に「外構工事費用も含めて住宅ローンを組みたい」と相談してみましょう。
最近は、次のような理由であえて住宅ローンを借りる方も増えています。
- 住宅ローン控除の控除率1%より金利が低いものが多い
- 住宅ローン控除で節税できる
- 手元の資金を残せる
なお、住宅ローンを組むときに注意が必要なのは、外構工事費用の支払いのタイミングです。
住宅ローンを借りて入金される前に払わなければならないこともあります。
我が家はまさにそうで、ひとまず自己資金でまかないました。
「頭金・自己資金0円で家を建てられますよ!」というセールストークもよく見かけますが、こういうケースもあるので自己資金は必要ですよ。
そもそも家を建てるときには頭金を2割は用意したいところです。
どのタイミングで支払いを請求されるのか、最初に確認しておきましょう。
ハウスメーカーの紹介業者のメリットとデメリットを知ろう!
ハウスメーカーから外構業者を紹介してもらえることも多いです。
そこで、メリットとデメリットを知っておきましょう。
意外と多い紹介業者のメリット!
- ハウスメーカーのことをよく知っているため建物とのバランスをとってもらいやすい
- 打合せがスムーズにできる
- ハウスメーカーの担当者が間に入ってくれる場合がある
- 変な業者は少ない
- 自分で探さなくていいので楽
ハウスメーカーの紹介業者さんは、意外とメリットが多いですね。
紹介業者のデメリット
- ハウスメーカーの紹介業者は高い
外構業者との間に入って調整する負担があるので、その分、ハウスメーカーは紹介手数料をもらっています。
それが外構工事費用に上乗せされて、どうしても割高になるデメリットがあります。
お金に余裕がある場合はハウスメーカーの紹介業者さんの方がストレスがないかもしれません。
しかし、外構工事費用は後回しになりやすいので、他の希望を優先しているうちに資金不足になりがちです。
外構工事費用こそ相見積もりをしよう!
自分で外構業者を探すときでも、ハウスメーカーの紹介業者さんにはぜひ設計プランと見積りを作ってもらってください。
その上で、インターネット上のマッチングサイトを利用して、他の外構工事業者さんを探してもらいましょう。
私のおすすめは、全国の外構工事業者さんの中から自分たちの希望に合った業者さんを紹介してくれる「リショップナビ エクステリア(旧:クラッソーネエクステリア)」です。
例えば、家電製品を買うときに「価格.com」で価格を比較しますよね。
複数の業者を比較検討する相見積り(あいみつもり)は、今や予算オーバーしないための常識です。
外構工事の相見積もりをしてくれるのが「リショップナビ エクステリア」です。
ちなみに「エクステリア」は外構を含めて家の外の空間や環境を演出する広い意味があります。反対語は「インテリア」ですね。
リショップナビ エクステリアをすすめる理由は、なんといってもサポートの手厚さです。
どういう外構工事を希望しているのかを最初に20分くらい、しっかりと電話でヒアリングして、ピッタリの業者さんを探してくれます。
業者さんを2~3社適当に選んで、「後は自分たちでがんばってね~」みたいに放置するサービスではありません(そういうところも結構あります)。
完成するまでサポートしてくれるので安心です。
我が家が外構工事をしたときは、そんなサービスがあることすら知りませんでした。
外構業者を探して、比較して、検討して、希望を伝えて、価格交渉をして・・・自分たちだけですべてやっていたので、完成までとても不安でした。
私の体験談は、下記の記事で詳細を書いています。
関連 外構工事の業者はどう選ぶ?一条工務店で家を建てた私の7つの体験談
外構工事業者の「得意分野」をチェック!
お医者さんに内科、耳鼻科、眼科、胃腸科、整形外科、小児科など、得意分野がそれぞれあるように、実は外構業者にも得意分野があります。
でも、外構業者の見分け方なんてわかりませんよね。
だからこそ、「リショップナビ エクステリア」をおすすめしています。
多くの人は、「外構工事費用の相場」が知りたいと思ってこの記事にたどり着いたと思いますが、本当に大事なのは相場ではありません。
たとえ費用が当初の予算内に収まったとしても、イマイチな庭ではうれしくないですよね。。。
「当初の予算内であなたの希望の庭ができること」
これこそが、重要です。
外構工事に関する見積りサイトはほかにもあります。
でも、「くらそうねエクステリア」はこの「あなたの希望」をちゃんと聞いてくれるところに特徴があります。
もちろん、外構業者についての情報も豊富です。
「Aという業者さんに頼めば、カーポートを安く仕入れる強みがあるので予算内で希望の外構工事ができますよ」
と、あなたの希望と外構業者の強みをまさにマッチングさせて、良い業者さんを提案してくれるのです。
まとめ
家だけでなく、素敵な庭とともに、家族の新しい生活を手に入れてくださいね^^
外構工事業者の選び方については、次の記事もあわせてお読みください。
2 件のコメント
1mと違うと→1m違うと
>牽牛星さん
こんばんは。neronaです!
わざわざコメントいただき、ありがとうございました。
該当箇所、早速修正しました。
至らない点、多々ありますが、今後も懲りずにご指摘いただけると
大変助かりますm(_ _)m