2017/04/143 Shares

国税クレジットカード納付は損!?1%を超える手数料に注意!

所得税や消費税もクレジットカード納付できる。

税金の支払いでポイントが貯まる!と噂のクレジットカード納付ですが、地方税は前から各都道府県、市町村がそれぞれ対応しています。

ここに、平成29年から所得税や消費税といった国に対する税金=「国税」も加わりました。

出典 国税クレジットお支払サイト

主に、次のような税金が対象となります。

  • 所得税
  • 相続税
  • 贈与税
  • 消費税
  • 法人税
  • 地方法人税

まあ、個人(個人事業者)の場合は、所得税と贈与税あたりが中心になるでしょうか。

※住宅ローン控除や医療費控除、ふるさと納税で還付になる方にとっては関係のない話です。

さて、多くのサイトやブログを見ていて気になったのは、

手数料は1万円ごとに82円の手数料がかかるので、還元率0.82%を超えるカードがおすすめです!

とかある点です。

う~ん、ちょっと間違いですよね。

手数料は最小0.82%、最大1.62%です。

還元率1%のカード払って、手数料が1%超えたりしたら、逆に損だったという残念な話になります。

この記事では、国税のクレジットカード納付のメリットと注意点について詳しく書きました。

クレジットカード納付の3大メリット

まずはそもそもクレジットカードで納付するメリット何?というところからいきましょう。

1.支払い時期を遅らせることができる。

クレジットカード納付は、納付期限内に「国税クレジットカードお支払サイト」で手続きを完了していれば、クレジットカード利用代金の引き落とし日が後になっても問題ありません。

例えば、所得税の確定申告で現金で納付する場合には、3月15日までにお金が出ていってしまいます。

一方、クレジットカード納付なら、3月15日までに手続きを完了していれば、4月や5月になっても問題ありません。

つまり、その分だけ、支払い時期を遅らせることができます。

振替納税は所得税の場合、4月20日前後なので、大体同じような効果がありますが、クレジットカードの締め日によっては5月支払いになる場合もあるかもしれません。

また、分割払いやリボ払いもできます(リボ払いはおすすめしませんが)。

税金を分割して納付するのは面倒な手続きを踏まないといけないのですが、クレジットカードを使うと分割払いができる点は、ちょっとすごいです(でも、カード自体に余計な手数料がかかることが多いので、個人的にはおすすめしません)。

Q2-13 クレジットカード利用代金の支払回数は選べますか。

(答)

お支払は、一括払い・分割払い(3回、5回、6回、10回、12回)又はリボ払いの中からお選びいただくことができます。

なお、分割払い又はリボ払いの場合は、利用額に応じた決済手数料に加えて、各カード会社の定める手数料が発生する場合がありますので、あらかじめカード裏面に記載されているカード会社へお問い合わせください。

※ ご利用されるクレジットカードにより、支払方法が選択できない場合がありますので、ご注意ください。

2.夜中でも休日でも支払いができる。

意外と便利です。

Q1-2 夜間や休日も利用できますか。

(答)

クレジットカード納付は夜間休日を問わず、24時間いつでもご利用が可能です。

※ メンテナンス作業等でご利用いただけない時間が生じる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

現金の場合、銀行や税務署に行かないといけませんが、平日の日中が基本です。

3.ポイントが貯まる。

クレジットカードのポイントは(たいてい)貯まります!

Q1-6 クレジットカードのポイントはつきますか。

(答)

ポイントについてはカード会社の会員規約に基づきますので、カード裏面に記載されているカード会社へお問い合わせください。

なんで「たいてい」と書いたかというと、クレジットカード会社が「ポイントつけたくない」といったら貯まらないからです。

そのため、どのカードが対象になるかは、カード会社に確認しないとわかりません。

まあ、ここからは、仮にポイントが貯まる前提で、注意点に行きましょう。

クレジットカード納付の注意点

注意点は、決済手数料がかかる点です。

Q1-4 決済手数料とは何ですか。

(答)

決済手数料とは、クレジットカード納付をご利用になる場合、納付される税額に応じて、国税庁長官が指定した民間の納付受託者が決定するものであり、納付税額とともにお支払いいただく必要があります。

なお、決済手数料は、国の収入になるものではありません

※ 決済手数料は納付税額が最初の1万円までは76円(消費税別)、以後1万円を超えるごとに76円(消費税別)を加算した金額となります。

なお、お支払いいただく決済手数料については、「国税クレジットカードお支払サイト」において、シミュレーション計算が可能ですので、ご活用ください。

さて、クレジットカード納付は無料ではできません。

必ず手数料がかかります。

76円は税込みで82円です。

これは国の収入ではなく、サイトの運営者に入ることになります。

問題はここからです。

1万円の税金に対する決済手数料は82円です。

82円÷1万円=0.82%

1万100円の税金の決済手数料は164円です。

※税金は通常100円未満切捨なので、1万円の次は1万100円とします。

164円÷1万100円≒1.62%

ちなみにありえないと思いますが、「1円」の場合はこうなります。

82円÷1円=8200%!?

・・・そうです。

0.82%の手数料ではなく、1万円ごとに82円の手数料です。

1万円を1円でも超えたら82円が加算されます。

多くのサイトやブログでは、そこをちゃんと説明していないので、還元率0.82%を超えたらOKとなっていますが、そうではありません。

還元率1%でも持ち出しになる可能性があるのです。

・・・まあ、金額が大きくなればなるほど、だんだん0.82%に近づいてきます。

902円÷100,100円=0.9%

ただ、決済手数料が0.82%相当だと説明しているものがあまりに多くて、ちょっと違うなあ、と思ったので、この記事を書いた次第です。

還元率2%の伝説のリクルートカードプラスがある方は、やってもいいかもしれませんね。

また、LINE Payカードもできるという噂がありますが、私はまだ実際にやったことがないので、今後どこかで地方税の方でチャレンジしてみたいと思います。

最後に:手数料がかからないnanacoもおすすめ

最初の手間がかかりますが、手数料がかからない電子マネーnanacoの裏技もおすすめしています。

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