2017/02/192 Shares

【2年目の住宅ローン控除】 連帯債務の負担割合や2か所以上借りている場合はどう書けばいいの?

答え:1年目に住宅ローン控除の確定申告書を要チェック!

連帯債務
2年目の住宅ローン控除を年末調整で受けるときによくわからなくなるものの1つが、連帯債務の場合に、どんな「負担割合」をかけるの?という点ですね。

また、住宅ローンを2本以上借りている場合、どう書けばいいの?というものです。

あんまり詳しく説明しているものがなくて困ってしまいますね。

これは、銀行などから送られてくる年末残高の証明書を見てもわかりませんし、税務署から9枚送られてきた住宅借入金等申告書を見ても書いてありません。

複数の方からご質問をいただきましたが、図で見た方が早いので、記事にします。

結論から言えば、1年目の住宅ローン控除の確定申告書を見てください。

そこに全部答えが書いてあります。

連帯債務の負担割合は?

1年目に「 (付表2)連帯債務がある場合の住宅借入金等の年末残高の計算明細書」で計算してます!

1年目に住宅ローン控除の確定申告をする際に、連帯債務がある場合には、「(付表2)連帯債務がある場合の住宅借入金等の年末残高の計算明細書」という書類を追加で作成して税務署に提出します。

連帯債務計算書1

例えば、2500万円を銀行から借りて、夫が1500万円、妻が1000万円負担するとします(3:2)。

年末までに100万円元本を返済したとして2400万円が残っているとすると、次のように1年目の住宅ローン控除で書いていることになります。

連帯債務計算書2

ここで、14欄に「負担割合」が出てきました。

  • 夫:1500万円(夫の返済合計)÷2500万円(借入金全体)=60.00%
  • 妻:1000万円(妻の返済合計)÷2500万円(借入金全体)=40.00%

割り切れない場合も多いと思いますが、小数点以下第2位まで計算します。

これが2年目の住宅ローン控除の年末調整でも利用する負担割合です。

実は年末調整は「住宅借入金等特別控除額の計算明細書」と同じことをしている!

さて、ここで終わってもいいのですが、より理解を深めるために、もう少し続けます。

確定申告で住宅ローン控除を受けるときには、連帯債務かどうかにかかわらず、必ず次の計算明細書を作成します。

住宅ローン控除計算書1

このうち、6番目の「居住用部分の家屋又は土地等に係る住宅借入金等の年末残高」という欄を見ると、あれ?なんか2年目の住宅ローン控除の年末調整に似てる気がしませんか?

【1年目の確定申告】

(1)夫の場合

住宅ローン控除計算書2

(2)妻の場合

住宅ローン控除計算書3

【2年目以降の年末調整(夫・妻、それぞれで作成)】

年末調整

・・・え? 似てない。

そ、そうですか。

まあ、意味としては、同じです。

確定申告の方は、全体の住宅ローン(2つ以上あれば合算)の年末残高(3欄)と負担割合(4欄)を書かせて、それをかけた「本人分の住宅ローンの年末残高の金額(5欄)」を計算させています。

一方、年末調整の方は、3欄と4欄は飛ばして、いきなり1欄に「本人分の住宅ローンの年末残高の金額」を書かせるようになっています。その代わり、右下に「連帯債務による住宅借入金等の年末残高」を書かせて、摘要欄に他の連帯債務者の情報を書かせる仕組みになっています。

なぜこうなっているのかは・・・私が作ったわけではないので、税務署にでも聞いてみてください(笑)

住宅ローンを2か所以上で借りている場合は?

こちらも1年目の確定申告と同じ!

さて、住宅ローンを2か所以上で借りているときも書き方がよくわからない場合があるかと思いますが、この場合も、1年目の確定申告のときと同じになりますので、確定申告をしたときにどうやって書いたのかを確認してみてください。

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