2019/04/086 Shares

【FP3級】電卓(計算機)の選び方と知っておくと便利な打ち方

FP3級は電卓(計算機)の持ち込みが可能です。

FP3級の問題だとほとんど使う機会はありませんが、それでも手計算しにくいものもあるので電卓は持参しましょう。

・・・と言っておきながら私は当日忘れて試験会場の近くのコンビニで購入しました(ダメじゃん)。

手のひらにおさまるくらい(名刺サイズ)の電卓で、これがまた打ちにくくてミスしました。

一般的には次のように12桁の電卓が良いでしょう。

電卓

私はシャープを使っていますが、カシオでもどちらでも特に問題はありません。

既に使い慣れた電卓がある方はそれを使えばいいですが、試験では利用していい電卓が指定されています。

また、ふだんはスマートフォンの電卓アプリしか使ったことがない方もいると思います。

そこで試験のために電卓を買う方向けに選び方もご紹介します。


FP3級で利用できる電卓

試験概要の中で電卓の注意点が掲載されています。

日本FP協会のホームページを見ると次のように書かれています。

  1. 電源内蔵のもの(そろばん不可)
  2. 演算機能のみを有するもの
  3. 数値を表示する部分がおおむね水平で、文字表示領域が1行であるもの
  4. 外形寸法がおおむね26㎝×18㎝の大きさを超えないもの

1番目は電卓ならまず問題ないかと思いますので、2番目から4番目までについて補足します。

(1) 演算機能のみを有するもの

【使用可】

  • √・%・定数計算
  • 消費税に係る税込・税抜
  • 売上に係る原価(MD)
  • 売上・売価(MU)・利益率
  • 日数・時間計算
  • マルチ換算についてのキー
  • メモリー(M)機能(計算結果を1つだけ記録できるものに限る)
  • GTキー

要するに、一般的な電卓なら上記の演算機能くらいしかないので使用できます。

電卓

【使用不可】

下記の機能が含まれている電卓は使用不可です。

  • 関数機能〔Σ(シグマ)・log 等〕・ローン計算・複利計算・紙に記録する機能
  • 音〔タッチ音・音階・音声等〕を発する機能
  • プログラム(計算式)の入力(登録)機能
  • 計算過程をさかのぼって確認できる機能

いわゆる「関数電卓」は対象外です。途中の計算式がみえる電卓もNGになっています。

(2) 数値を表示する部分がおおむね水平で、文字表示領域が1行であるもの

ふつうのことをなんか難しく言っているだけです。

次のようになっていればOKです。

電卓

(3) 外形寸法がおおむね26㎝×18㎝の大きさを超えないもの

実際に自分の電卓を測ってみると余裕ですので、26㎝×18㎝の大きさを超える電卓は相当大きいと思います。

電卓

そもそもカバンに入れて試験会場にもっていくのはちょっと大変かも。




FP3級の電卓の選び方

(1)  FP3級だけを受ける場合

「FP3級は電卓がなくても合格できる」という意見もたまに見かけます。

確かに問題のほとんどは電卓が不要なので、仮に電卓を使用する計算問題を除いても合格できます。

また、暗算で計算できるものもあります。

それでも「6つの係数(現価係数・終価係数・減債基金係数・資本回収係数・年金現価係数・年金終価係数)」の計算は電卓があれば一瞬で終わります。

ぜひ電卓を持参しましょう。

(2)  FP2級以降も受検する予定の場合

FP2級や1級を見据えて勉強しているのであれば、電卓は必須です。

電卓は何ケタが良い?

最低でも10ケタ、できる限り12ケタをおすすめします。

電卓

8ケタでも簡単な計算はできますが、たまにケタ数が多い金額の問題が出ることもあります。

また、10ケタだとしても私みたいにコンビニに売っている手のひらサイズ(名刺サイズ)の小さな電卓はおすすめしません。

いくらくらいの電卓が良い?

1,000円~2,000円台の電卓でも十分でしょう。

仕事でずっと使うならある程度高い電卓を買ってもいいかもしれませんが、自分の勉強のためならちょっと高いかなと思うところです。

100円ショップ(100均)の電卓も十分利用できますが、打ちやすさを考えるとそれなりです。

文房具店や家電量販店、ホームセンターに行くと種類が豊富なのでおススメです。

シャープとカシオどれがいい?

シャープもカシオも日本を代表する電卓メーカーであり、ファンも多いです。

どっちの電卓を選んでも問題なく試験に臨めると思います。

シャープだから合格するとかそういうことはありません。

操作方法もほとんど同じですが、メモリー計算や定数(じょうすう)計算などで両者に違いがあります。

私は最初に使ったのがシャープの電卓だったので、続けて使っています。

予備の電卓を用意すべきか?

よほど古い電卓でもなければ急に使えなくなることはありません。

それでも不安な気持ちでいるなら安い電卓を買っておいても良いでしょう。

電卓は故障に備えて複数台持参できます。

試験の不安要素を事前に消せるならそれにこしたことはありません。

不安なら100円ショップでもいいから買っておきましょう。

試験当日に近くのコンビニで買おうと思っても、忘れた人(←私)が買って売り切れになっていることもあります。

なお、試験中に使用可能な台数は1台で予備の電卓はカバンの中にしまいます。

もし電池切れなどで交換する場合は試験監督者の許可が必要です。




電卓はどっちの手で打つか?

利き手と反対の手(例えば右利きなら左手)で打っている方もよく見かけます。

しかしFP3級は電卓を打つ問題自体がそもそも少ないので、無理して利き手で打つ必要はありません。

私は右利きですが、電卓は右手に置き、鉛筆を置いて電卓を打ちます。

左手で打って間違える方が時間のムダだからです。

慣れた手が打つのが1番だと思います。




知っておくと便利な電卓の打ち方

FP3級で出てくる計算は単純なものばかりなので四則計算(+-×÷)で十分対応できます。

複利計算・利回りが出る場合には、便利な電卓の技があるのでご紹介します。

※「定数(じょうすう)計算」で、シャープとカシオで操作方法が異なります。

複利計算

【例】1.02の3乗を計算する場合

<ふつうの打ち方>

1.02×1.02×1.02=1.061208

<シャープ>

1.02の後に「×」を1回「=」を2回入力

1.02×==

<カシオ>

1.02の後に「×」を2回「=」を2回入力

1.02××==

※シャープは「×」を1回、カシオは「×」を2回なのが違いです。

利回りの計算

【例】100万円を2%で3年運用

<ふつうの打ち方>

1,000,000×1.02×1.02×1.02=1,061,208

<シャープ>

(1) 1.02の後に「×」を1回「=」を2回入力

1.02×==

(2) 最後に「×」と「1,000,000」を入力

×1,000,000

<カシオ>

(1) 1.02の後に「×」を2回「=」を2回入力

1.02××==

(2) 最後に「×」と「1,000,000」を入力

×1,000,000

参考:目指せ!上級者への道 – 電卓基礎知識 – 電卓 – CASIO

先に複利計算をして最後に元本をかけるのを初めて知ったときに「なるほど!」と思いました。

 

・・・さて、ここまで書いておいてアレですが、覚えるかどうかは自由です。

FP3級試験では1.02の「10乗」とか無茶苦茶な複利計算は出ません。

テクニックを覚え損ねて間違えるよりも、ふつうの打ち方で確実に合わせた方が重要です。

電卓の打ち方の本とかも不要です。

その分、FP3級の勉強をしましょう。




まとめ

FP3級では電卓の重要度は低いです。

大事なのは電卓について悩んでいる暇があったら「ふつうの電卓」を1つ買って、FP3級の勉強しようということです。

ただ、私も試験を受けるまで電卓って必要なのかといろいろ調べたので、参考になれば幸いです。

関連 【3級FP技能検定】難易度・試験日・合格率

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