一戸建ての修繕積立金の目安は?最低月1万円は積み立てよう!

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分譲マンションでは毎月管理費と修繕積立金が徴収されます。マンション管理組合が修繕計画を立てて実施します。

一方、私もそうですが、一戸建ての場合には毎月管理費や修繕積立金を徴収されることはないですよね。

しかしだからといって、一戸建てに修繕が不要なわけではありません。

むしろマンション管理組合のような仕組みがない以上は、自分で修繕計画を建てて修繕積立金を積み立てる必要があります。

マンションと同じように一戸建ても準備しよう!

ハウスメーカーの営業さんが引渡しでカギを渡すときに、「これから一生のお付き合いです」と言ったとしても、保証の範囲を超えたら有料での修繕になってしまいます

我が家が家を建てた一条工務店では、「保証書」にちゃんと書いてあります。他のハウスメーカーでも同様でしょう。

つまり、自己責任ですね。




一戸建ての修繕積立金の目安は?

では、どれくらい修繕積立金を積み立てておけばいいのでしょうか?

家の大きさや平屋なのか2階建てなのか、メンテナンスフリーの屋根や外壁なのか、お金がかかる設備がないかなどケースバイケースですが、目安としては、次のような金額を考えておきたいところです。

10年間あたり100万円~200万円くらい

30年間で合計300万円~500万円くらい

例えば、年間10万円~20万円なので、月1万円~2万円くらい積み立ておけば届く数字です。




長期優良住宅の申請では「年10万円」を想定

我が家は長期優良住宅です。

実は、名古屋市から認定受けたときの書類の中に、修繕積立金に関することも書かれていました。

認定書

「認定通知書」は、長期優良住宅の場合の住宅ローン控除で使う資料ですが、普通その後には「認定申請書」がとじてあります。

「第四面:法第5条第1項又は第2項の規定に基づく申請の場合」という部分の中に、「2.建築後の住宅の維持保全の方法及び期間」と「3.住宅の建築及び維持保全に係る資金計画」という欄があります。

第四面

2.建築後の住宅の維持保全の方法及び期間

維持保全の方法:別添の「維持保全計画書」参照

定期点検等実施予定者:株式会社一条工務店

維持保全の期間:30年間

3.住宅の建築及び維持保全に係る資金計画

(1) 建築に係る資金計画

建築に要する費用 2,400万円

(2) 維持保全に係る資金計画

修繕資金として年間10万円の積み立てを行う計画とする。

長期優良住宅の認定を受けた方、ご存知でしたか?

ちなみに5年目の点検のために一条工務店から点検シートがやってきました。

維持保全点検シート

関連 一条工務店5年目!長期優良住宅の維持保全点検シートとしおりで自己点検




我が家の修繕積立金は月1万円に

さて、我が家では一条工務店の「i-cube」という商品で建てていますが、屋根は太陽光発電システムを載せているのでソーラーパネル葺きで、外壁も素材から塗り直しがそんなにかかる方ではないと考えています。

タイル

そこでざっくりと月1万円(年12万円、30年間で360万円)を見込んで修繕積立金としています。

先ほどの長期優良住宅の年10万円とほとんど同じですね。

マンションのように強制的に移しておかないと使ってしまってはいざというときに困るので、修繕積立金用の通帳を作って、そこに修繕積立金を積み立てしています。

お金のことなんて考えたくない!それは逆です。

「修繕積立金なんて考えたくないよ!きっとなんとかなるよ!」と思うかもしれませんが、万が一のときにお金について考えなくてもいいように、普段のときにお金を考えて備えておくのです。

ちなみに、既に10年点検をされた方のこんなエピソードもあります。

うちはちょうど10年前に一条工務店というハウスメーカーで3階建ての注文住宅で家を建てました

今年でちょうど10年目という事で、先週10年点検という名目で色々とチェックをしに来てもらいました。

すると、現在のところは特に目立って問題はありませんが、10年目という事で、外壁の塗り直し、屋根のメンテ等をした方が良いと言われザックリ150万円と言われビックリしています。

また、1週間後でちょうど丸10年を迎えるのですが、それをしないと20年保証も出来ないと言われ、それもまたビックリ!

出典 注文住宅で10年を迎えられた方教えて下さい。

確かに150万円なんていきなり言われたらびっくりしますよね。

でも、それは家を建てたときから既に始まっていることです。

いきなり用意するのは無理ですが、毎月コツコツと修繕積立金を積み立てていきましょう!

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