一条工務店5年目!長期優良住宅の維持保全点検シートとしおりで自己点検

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もくじ

長期優良住宅5年目の自己点検

一条工務店で家を建ててから5年目。久しぶりに一条工務店からお知らせが届いたので何だろうかと開けてみると、長期優良住宅の「維持保全点検シート」と「点検のしおり」が届きました。

さて、御邸は長期優良住宅の認定を受けられており、固定資産税の減税期間延長等の税制優遇も受けておりますが、この制度ではお客様が『建物の定期点検の実施、記録及び保管』をする事が要件となっております。

弊社で点検シート及び点検のしおりを作成させいて頂きましたので、御邸の記録保管にお使い頂ければ幸いです。なお、自治体より点検状況などの問い合わせが送付される可能性がございますので、その際にはこの点検シートをご活用ください。

なるほど、私にブログネタを提供しにやってきたというわけですね(*‘∀‘)

今日は天気もいいし、やるしかないだろう!

・・・というわけで、この記事では我が家の5年点検(自己点検)の記録を公開します。

「維持保全点検シート」

維持保全の記録を記載するためのシートです。点検部位、主な点検項目、点検の時期、点検内容、点検結果について記載することになっています。

維持保全点検シート

長期優良住宅「点検のしおり」

維持保全点検シートだけでは正直、何を見たらいいのかよくわからないため、チェックする際にはこの点検のしおりをもとに点検していきます。

点検のしおり 点検のしおり

点検部位のところでi-smart、i-cube、セゾン、ブリアール、百年とぼしきものが出てきますが、その後を見ると各商品ごとに点検項目が変わるわけではないようです。

点検のしおり

点検項目については1つずつイラストを使ってわかりやすく書いてあります。

点検のしおり




一条工務店i-cube5年自己点検の記録

19項目について、順番に自己点検をしました。




外壁サイディング

1.ひび割れはないか

四方を確認して外壁にひび割れはありませんでした。

外壁

横に隙間が目立つ箇所が1か所だけありましたが、これはどちらかというとパーツとパーツの隙間でしょうか。

外壁

点検結果:良好

2.欠け・はがれはないか

これは全くありませんでした。

点検結果:良好

3.浮きや大きな段差がないか

こちらもパーツとパーツの間だと思いますが、ちょっとずれがある部分が2か所ありました。

外壁

外壁

おそらくつなぎ目なので大きな影響はないと思われますが、もし知識のある方、コメントにて問題があれば教えていただけますと幸いです。

点検結果:良好(ほぼ?)

4.窓サッシ枠周りのシーリング目地処理材が大きく切れていないか

シーリング目地はほとんどないのですが、特に問題なし。

窓枠

窓サッシ

点検結果:良好

5.外壁タイルの剥離(はくり)・落下はないか

外壁タイルは新築当初から変わらずきれいですね~。剥(は)がれ落ちているものはありません。

タイル

点検結果:良好




軒裏(のきうら)

6.ひび割れはないか

屋根、ベランダともに軒裏のひび割れはありません。

軒裏

点検結果:良好

7.はがれ・たわみがないか

はがれやたわみもありませんね(どちらかというと和風百年の家の方の点検項目かもしれませんが)。

点検結果:良好

8.変色やシミがないか

水漏れして変色やシミをしていたりはしません。

点検結果:良好

バルコニー

9.ドレーン(排水口)に詰まりがないか

排水口が葉やドロでつまっていないかということですが、砂や洗濯物の関係か髪の毛がたまりやすいですが、取り除けば特に問題なしですね。

ドレーン

点検結果:良好

雨樋(あまどい)

10.破損やひび割れ、固定部材の外れがないか

破損・ひび割れはありませんでした。また、固定部材の外れは以前修繕してから不具合はなく、全パーツ問題ありません。

雨樋

点検結果:良好

11.雨のオーバーフロー(あふれ)がないか

i-cubeの雨樋ではオーバーフローになる部分がそもそもなかった(屋根の上の樋?)ので点検しようがありませんでした。

点検対象外

12.繋(つな)ぎ目から、雨が漏れていないか

これはどちらかというと雨の日に点検した方がいいと思いますが、今のところ雨の日に雨樋を超えて漏れているようなときはありません。

雨樋

点検結果:良好

13.垂れ下がりがないか

見える範囲で確認しましたが、軒樋の垂れ下がりはありませんでした。

軒裏

点検結果:良好

屋根

14.屋根材に浮き・剥(は)がれがないか

屋根に上がって点検するのは危険なので、地上やバルコニーから見える範囲で確認するようにとのことでしたが、我が家はソーラーパネル葺きなので見た範囲では特に問題なさそうです。

点検結果:良好

基礎(屋外)

15.コンクリート基礎(立ち上がり)にひび割れがないか

四方すべて確認して、ひび割れがないか確認します。

基礎

点検結果:良好

土台・床組み(屋内)

16.床(フローリング)にたわみ・きしみがないか

フローリングを踏むと変な音がしたり、ボコッとふくらんでいないかなどを確認していきます。

点検結果:良好

開口部(屋内)

17.建具の開閉に不具合はないか

カギのかかりが悪くないか、建具の開閉をチェックします。

建具

点検結果:良好

配管設備(屋内)

18.給排水設備、水の流れが悪くないか、漏水や配管のひび割れはないか

キッチン、洗面所、お風呂、トイレの各所をチェックします。

【トイレの止水栓】

トイレ止水栓

【キッチン(食洗器の下)】

食洗器

【キッチン(シンクの下)】

キッチン

【洗面所(亀裂が入っていないか)】

洗面所

点検結果:良好

配管設備(屋外)

19.水を使用していない時に水道メーターが回っていないか

水を止めているのにメーターが回っている場合には、どこかで水漏れをしている可能性があるので、外にあるメーターをチェックします。

水道メーター

点検結果:良好

点検の所要時間

全部点検するのに使った時間は、写真を撮った時間も含めると1時間くらいです(途中、気になる部分は掃除もちょっとしました)。

そのため、ふつうに点検すれば30分くらいあれば十分終わると思います。

最後に

やってみて思ったのは、長期優良住宅だからやるのではなく、「長期優良住宅でなくともやるべき」だということです。

むしろ長期優良住宅は、維持保全点検が義務なので、市町村から連絡が来てお尻を叩いてくれますが、長期優良住宅以外の場合はそういうのがないので自分で点検していくことになります。

せっかく建てた家ですから、大切に使い続けたいですよね。

そして、10年に1回は修繕が必要となる目安なので、修繕積立金をしっかり貯めましょう。

既に10年点検をされた方のこんなエピソードもあります。

うちはちょうど10年前に一条工務店というハウスメーカーで3階建ての注文住宅で家を建てました。

今年でちょうど10年目という事で、先週10年点検という名目で色々とチェックをしに来てもらいました。

すると、現在のところは特に目立って問題はありませんが、10年目という事で、外壁の塗り直し、屋根のメンテ等をした方が良いと言われザックリ150万円と言われビックリしています。

また、1週間後でちょうど丸10年を迎えるのですが、それをしないと20年保証も出来ないと言われ、それもまたビックリ!

注文住宅で10年を迎えられた方教えて下さい。

確かに150万円なんていきなり言われたらびっくりしますね。

しかし、回答者のコメントに「外壁がサイディングやALCの場合、サイディングの素材や外壁の塗料にもよりますが、約10年ごとの再塗装はほとんど常識だと思うのですが、ご存知なかったのでしょうか?金額は、一般的に100万円くらいと聞いていました。」とあることからも見てもわかるように、入居当初に説明を受けるのが普通です。

そうでなくとも修繕積立金を毎月積み立てていくのは必須ですし、適切な修繕がなければ保証が続かないことも保証書に書いてあります。

積み立てをしていないと満足な修繕もできないので、最低でも月1万円は修繕積立金として用意していきましょう。

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