書庫のある家を一条工務店のi-cubeで建てたneronaです。
第1回(玄関ドアとポーチ照明)、第2回(インターフォン)とまだ家の外の話を中心にしていましたので、ようやく家の中・・・と思いましたが、しまった!
大事なことを忘れていたのでまだ家の中には入れません。
本日は「玄関ドアの開く向き」でいきます。
もくじ
1.玄関ドアを左にするか右にするかで大きく変わる!
まずは「玄関周辺の間取り」を確認してみましょう。
我が家はわざと玄関ドアを「右開き」にしています。
しかし、外から玄関ドアへ至る道は、どちらかというと「右側」にあります。
ということは、右側から玄関ドアに向かって「右」に開けるためには、一度ドアの「左」に少し避ける必要があります。
矢印のように入ってくるのであれば、開いたドアが邪魔になるので本来、「左開き」にするのがいいわけです。
それにもかかわらず、ドアを「右開き」にしました。
「右側」から上がってくるのに玄関ドアを「右」に開けるというのは、どうしても、無駄があるのです^^;
そのため、設計の方も「玄関ドアは左開きにしてはどうでしょう」と最初提案してくれました。
2.カーポートと一緒に考えると逆転した!
ところが、我が家では設計当初から「カーポート」を工夫して、駐車場から玄関までカーポートがあることによって「雨に濡れない外構」にしようと漠然と考えていました。
カーポートは、玄関から見て「左側」です。
もし、カーポートのある駐車場から玄関に向かっていき、玄関ドアを「左」に開くとどうなるでしょうか。
そうなんです。
ドアが自分の方に迫ってきて、邪魔なんですよ!!!
こんな風に回り込むことになったら悲劇です。
設計の方にもそう伝えると「なるほど!」と納得していただきました。
玄関の上にはバルコニーがあるので、雨に濡れないわけですが、ドアを「左開き」にするとはみ出てしまうので、結果、雨に濡れます・・・。
それでは意味がない!
というわけで、無駄を承知で「右開き」にしたのです。
これは大正解でした。
特に我が家は車を頻繁に使うので、ストレスなく入れます。
我が家の玄関ドアを開く向きは、「普通に入ってくる方向」を無視して、「駐車場から雨に濡れないようにするにはどうしたらいいか?」を考えた結果なのです。
3.間取りを考えるときに絶対に考えてほしいこと!
私は間取りを考えるとき、
「ドアを開くとどうなるか」
「ドアを閉めるとどうなるか」
の両方を常に考えていました。
これは、玄関に限らず、どのドアも同じです。
間取りだけを見ていると、なんとなく大丈夫そうな気がするのですが、実際に生活してみると、「ドアを開くと、閉めるとどうなるか」が思った以上に大事だったのです。
基本的には図面は、「ドアを開いた状態」になっていると思いますが、このときも、
「本当に右開き(左開き)でいいの?」
と、実際にドアを図面の上で動かしてイメージして考えてみるといいかもしれませんね。
5年後の感想
5年以上、全くストレスなく、生活しています。
我が家の場合は、車で移動することがほとんどなので、カーポートから玄関へ移動するのが9割以上になっています。
やっぱり、「雨に濡れない外構(カーポートから玄関まで)」のメリットを活かすには、これしかないということですね。
このときの選択は正しかったと思います。
いただいた過去のコメント
当初公開当時にいただいたコメントを掲載します。コメントの中には同様に検討した生の声がありましたので、参考にしていただければ幸いです。
帰って来て玄関開ける前は、扉は閉まっているので、濡れないのでは??ドア位置も少し左側に寄せられそうですし。
雨の日等も玄関扉は常に回り込まないといけないくらい開いているのですか?
ママンさん(2012-05-10 06:46:05)
>ママンさん
コメントありがとうございます^^
ドア位置は、これ以上左に寄せると玄関内で不都合が生ずるためこの位置としています(これは#4か#5のテーマですね)。
玄関を開ける前は濡れませんし、 フルオープンしなくても入ることはできますが、 駐車場から上がってくるときは荷物をたくさんもっていることが多いため、 結果的にフルオープンにすることが多いです。
また、1人でならいいのですが、 2人で雨の中買い物から帰ってきてドアが左開きだと、かなり邪魔です。
右開きだと、何も気にせず2人連続で入れて濡れません^^
うちはただ単に利き手で選びました。
私・息子は右利き、妻は生れは左で今は右利き。
右手で開くことを考えると右開きですね。
あとうちも左にガレージがあるのでこれも理由の一つです。
ゆうとんとその仲間たちさん(2012-05-10 11:24:40)
>ゆうとんとその仲間たちさん
こんばんは^^
「利き手」も重要ですね。すっかり忘れていました。
我が家は2人とも右利きなので、右開きは楽ですね。
そういう細かいところが意外と毎日のことなので
うまくいくとストレスにならなくてすみますね。
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2012年5月9日公開
2018年1月18日更新