【注意!!】0800で始まる電話番号は携帯ではなくフリーダイヤル!セールスの可能性が高いので取らないで番号を検索しましょう。


0800

家の固定電話や携帯電話に「0800*****」と表示されて、「あれ?誰の携帯だろう?」と思ってとったらセールスの電話だったこと、ありませんか?

私はよくありました。

そして今でもたまに気がゆるんでいるととってしまいます。

「080」から始まる番号は一見すると携帯電話番号っぽいですね。

しかしそれは「080」の次に「1~9」がくる番号のときで、「080」の次に「0」がくる番号は「0800」という「フリーダイヤル」です。

「0120」の仲間です。

 

そして見知らぬ「0120」からかかってくるときは営業の電話が多いのと同じように、「0800」も営業の電話だったりします。

ただ困ったことに中には重要な内容の電話の場合もあります。

 

というわけで最初に対策を書きます。

  1. 0800で始まる電話番号から電話がかかってくる
  2. すぐに取らないで電話が切れるのを待つ
  3. かかってきた電話番号をGoogleなどで検索する
  4. 営業の電話とわかれば着信拒否リストに加える

この流れです。

 

とにかく2番目の「すぐに取らないで電話が切れるのを待つ」のが重要です。

もちろん、フリーダイヤルだからといって100%営業電話とは限りません。

 

だから3番目の「かかってきた電話番号をGoogleなどで検索する」が大事です。

Google検索

心当たりのある電話番号ならかけ直せばいいからです。

フリーダイヤルなのでかけ直しても通話料無料です。

 

そもそも重要な電話なら、相手が留守電を残す可能性が高いです。

留守番電話で受けるのもいいですね。

 

もし電話をとってしまった場合は一刻も早く電話を終わらせましょう。

  1. 0800で始まる電話番号から電話がかかってくる
  2. つい取ってしまう
  3. どうやらセールスっぽいことに気づく
  4. 断る/電話を切る
  5. かかってきた電話番号をGoogleなどで検索する
  6. 営業の電話とわかれば着信拒否リストに加える

 

相手に一方的にしゃべらせるのではなく

  • 「会社名を教えてください」と聞く
  • 「用件はなんですか?」と聞く
  • 「今夕食を作っていて手が離せないのでまたお願いします」と言って切る

とこちらから言うわけです。

そして同様に電話番号を検索します。

何度も日時を変えてかけてくるので、次またかかってきてとらないようにしましょう。

0800から始まる電話番号は0120と同じフリーダイヤル

「0800」から始まる電話番号は、フリーダイヤルです。

フリーダイヤルとは

  • 電話をかけた場合
  • 電話がかかってきた場合

の両方とも電話番号の契約者が100%通話料金を負担するときの番号です。

「0120」と同じですね。

通販番組ではよく「0120」で始まる電話番号が出てきますが、通話料が無料なので商品注文をする視聴者が電話をかけやすいメリットがあります。

 

サービス開始当初は「0120」で始まる10桁の電話番号が割り当てられていました。

  • 0120-XXX-XXX

(例)

  • 0120-444-444:ドモホルンリンクル(再春館製薬所)
  • 0120-666-666:日本通販
  • 0120-100-100:ダスキン
  • 0120-022-022:スタッフサービス(オー人事オー人事)

ただし、覚えやすい人気の番号は埋まるし、0120を除けば6桁なので番号が足らないということもあり、「0800」で始まる11桁の電話番号が1999年7月に追加で割り当てられました。

  • 0800-XXX-XXXX

「0120」の番号よりも1桁番号が多いので、当分は足りなくなる心配をする必要はなさそうです。




080の次が「0」で始まる携帯電話番号は存在しない!

0801

「0800」の問題点は、携帯電話番号の「080」との関係です。

携帯電話番号は「080」のあとに「1~9」が続くことはあっても、「0」が続くことがありません。

したがって「0800」で始まる携帯電話番号はないのです。

でも

  • 携帯電話から電話がかかってくる予定で待っているときにとってしまった
  • たまたまスマホを操作していたらとってしまった

といったこともあるかと思います(え?私だけ?)。

そういうときは冒頭で書いたように一刻も早く電話を終わらせましょう。




NTTをかたった強引なセールスに注意!

NTT東日本

まず注意したいのがNTT東日本やNTT西日本をかたったセールスの電話です。

NTT東日本のホームページでは次のような電話に注意するよう呼びかけています。

1 「NTTの委託を受けてNTTに代わって、電話料金が安くなる申込受付をしています。後日うかがいますので申込書に署名・捺印してください」

と事実に反することを伝え、NTT東日本をかたって他社サービスへの申込に勧誘する。

2 「電話番号を登録するだけで電話料金が安くなります。○○○○※の代理店ですがNTTと話がついているので安心して登録してください。○○○○※との契約にはなりません」

と事実に反することを伝え、他社サービスへの申込に勧誘する。

3 「NTTと連携したため、料金が安くなり料金回収は○○○○※が行うようになるので印鑑をください。○○○○※にしないと電話が使えなくなります」

と事実に反することを伝え、NTT東日本をかたって他社サービスへの申込に勧誘する。

4 「企業の電話は、NTTから○○○○※に○月からマイラインが変わります。手続きをするためファクスを送りますので記入・捺印して送り返してください。皆さん登録されていますよ」

と事実に反することを伝え、他社サービスへの申込に勧誘する。

※他の電気通信事業者名

出典:NTT東日本をかたった強引なセールスにご注意ください(電話料金・基本料金)

4つのケースが紹介されていますが、NTTに関係があるふりをして「自分のところのサービスの営業」をしているわけですね。

 

もし電話を取ってしまったら

  • 会社名
  • 担当者名
  • 連絡先電話番号

を確認してみましょう。

相手としては「ハッキリさせたくない」ことなので、とたんに対応が怪しくなります。

 

そういえば

「消防署のから来ました。おたくの消火器ですが、使用期限を過ぎていますよ」

と言って消火器を売りつけるというネタが昔流行ったことがありました。

もちろん、「消防署」とは関係なくて、「消防署の方角」から来ただけです。

NTTをかたるセールスも「NTT自体」ではなく「NTTのただの代理店」という可能性が高いのでご注意ください。




電力会社をかたった強引なセールスに注意!

我が家でも「電力会社」をかたったセールスの電話がかかってきたことがあります(0120だったかもしれませんが)。

「中部電力さんと協力して電気代が4割もカットされるプランを今ご案内してます」

からはじまりました。

セールスマンはなぜか関西弁で、後ろの方でもセールスをしている声が・・・。

明らかに怪しすぎるなあと聞いていたら「エコキュート」のセールスでした。

そのときは会社名を聞いたらあっさり切られました。

0800から始まる電話番号で重要な内容の場合もある!

ここまで読んで

「面倒くさいから0800から始まる番号は全部出ないで着信拒否しておけばいいか!」

と思われたかもしれませんが、そうもいかないのが「重要な内容」の場合もあるという点です。

 

フリーダイヤルは「発信無料」なので「お客様から電話をかけても当社が負担します」という意思表示のため、大きな企業でも利用されています。

(例)ソフトバンク株式会社 債権回収室

Q.「ソフトバンク株式会社 債権回収室」と書かれた手紙が届いたがソフトバンクからの手紙で間違いないですか?

A.連絡先として「0800-222-1080、0800-222-1081、0800-222-1082、0800-222-1083、0800-222-1084、0800-222-1085、0800-222-1086、0800-222-1087、0800-222-1342、0800-222-1343、0800-222-1344、03-6888-8020」の記載があればソフトバンクからの手紙です。至急ご連絡ください。

出典:「ソフトバンク株式会社 債権回収室」と書かれた手紙が届いたがソフトバンクからの手紙で間違いないですか?

そのため「0800」だから全部怪しいとも言い切れません。

いずれにしても一度電話番号をGoogleなどで検索して会社名を確認しましょう。

他にも同じように電話番号を検索している方がいます。

そんな情報を共有しているサイトもあり、検索すれば情報がヒットするので、まずは落ち着いてどんな会社からかかっているのか確認しましょうす。

もし自分が現在使っているサービスからの電話番号の場合には折り返せばいいでしょう。

フリーダイヤルなので、通話料はこちらからかけ直しても無料です。

まとめ

0800から始まる電話番号についてご紹介しました。

「営業電話」を取らないための流れは次のとおりです。

  1. 0800で始まる電話番号から電話がかかってくる
  2. すぐに取らないで電話が切れるのを待つ
  3. かかってきた電話番号をGoogleなどで検索する
  4. 営業の電話とわかれば着信拒否リストに加える

「重要な内容」の場合ももちろんありうるので、いったん落ち着いて確認するのが吉ですね。

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40代共働き。書庫のある家に住んでます。お買い物情報やお得なポイント情報が好きです。年末調整や確定申告のやり方もご紹介⇒ 運営者詳細 / お問い合わせ

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