外構工事費用の支払方法についてまとめました。
<ポイントまとめ>
- ほとんどが銀行振込
- 工事開始前に着手金を払う場合も多い
- クレジットカード・分割払い対応は少ない
- 住宅ローンに含めて支払いも検討
下記の記事もあわせてお読みください。
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もくじ
1.外構工事費用の支払方法は?
1-1. 銀行振込が一般的
外構工事費用の一般的な支払方法は「銀行振込」です。
契約書を交わしていればそこに支払方法が書かれていることもあります。
銀行振込以外の方法があるかどうかは、あらかじめ確認しましょう。
1-2. 支払のタイミングを要確認
外構工事業者や外構工事の規模によっては、着手金(前金)を払ってから契約というケースが多いです。
<例1>
工事代金が50万円以上の場合は契約金額の30%を着手金、残り(70%)を完成後に支払い
<例2>
工事代金が100万円以上の場合は契約金額を3回に分けて支払い
着手金:30%、中間金:20%、完成後:50%
特にルールはないので、支払のタイミングやその金額は外構工事業者に確認しましょう。
「工事を始める前になぜ先にお金を払うの?」と思うかもしれませんが、
- 工事費用の支払い能力を見ている
- 工事を途中でキャンセルさせるのを防ぐ
- 外構工事の材料を調達するため
といった理由があります。
1-3. 振込手数料はどちらが支払うか
「請求書」ではたいてい振込手数料について記載されているかと思いますが、
- 自分が負担する
- 外構工事業者が負担する
のどちらかも確認しましょう。
「手数料はお客様負担となります」と書かれていれば自分が負担します。
2.外構工事費用はクレジットカード払いできる?
2-1. 店舗型(エクステリアショップ)
エクステリア専門店として玄関ドアやウッドデッキなどを売っているお店では、商品販売だけでなく設置取り付けについてもクレジットカードに対応している場合があります。
消費者向けに数万円~20万円くらいの工事を想定しているためVISA、JCB、Mastercard、アメリカンエクスプレスといったクレジットカード決済が可能です。
2-2. 外構工事業者
一方、ハウスメーカーやホームセンターの下請けをしている外構工事業者はもともと消費者向けに商売をしていないのでクレジットカードに対応していない場合が多いです。
新築で家を建てて外構工事業者を探す場合は特にクレジットカードに対応しておらず、銀行振込のみがほとんどです。
また、仮にクレジットカードに対応していても100万円以上の工事はクレジットカードの限度額に引っかかります。
住宅購入の資金計画を検討する際には、外構工事費用も「頭金」の中から出せるようにしておく必要があります。
3.外構工事費用は分割払いできる?
オリコやセディナなどを間に入れて分割払いを提供している業者もあります。
ただし3%などの金利手数料がかかります。
金利手数料も含めて総額がいくらになるかを考えて利用しましょう。
4.住宅ローンで支払えるかチェック!
ハウスメーカーで家を建てる場合は、住宅ローンで外構工事費用を支払うことも検討したいところです。
しかしハウスメーカーや銀行によっては「住宅ローンで支払えない」と言われる場合もあります。
まずはハウスメーカーの担当者に「外構工事費用も含めて住宅ローンを組みたい」と相談してみましょう。
最近は、次のような理由であえて住宅ローンを借りる方も増えています。
- 住宅ローン控除の控除率1%(令和4年から0.7%)より金利が低いものが多い
- 住宅ローン控除で節税できる
- 手元の資金を残せる
住宅ローンを組むときに注意が必要なのは、外構工事費用の支払いのタイミングです。
住宅ローンを借りる場合でも、着手金として借りる前に支払うことが多いからです。
どのタイミングで支払いを請求されるのか、最初に確認しておきましょう。
5.外構工事業者の探し方
外構工事業者の探し方としておすすめなのが「紹介サービス」です。
外構工事業者の選び方については、次の記事もあわせてお読みください。