キッチンのストック(在庫)、特に「調味料」は「買うの忘れた!」と買い物から帰ってきて気づいて残念な思いをしてきました。
そこで100均のダイソーで100円のホワイトボードと100円のマグネットシートを買って「キッチンの在庫管理表」を作ってみました。
ホワイトボード自体に磁石がくっつくようになっていて便利でした。
ホワイトボードのサイズは縦31.5cm、横25cmを使いました。
今回は「横向き」にしましたが、「たて向き」でもいいと思います。
マグネットシートは表が「赤色」、裏が「白色」の両面マグネットシートです。
会社なんかで「出席・欠席」や「空室・会議中」とかを表示するのに使っている場合もあるのを見たことがあるかもしれません。
これを在庫管理に使います。
在庫があれば「白」、在庫がなくなるので買い物の必要があれば「赤」というわけですね。
実はホワイトボードとマグネットシートのほかに「転写ステッカー」も買ったのですが、残念ながらこのホワイトボードには転写できなかったので見なかったことにしてください。。。
もくじ
なぜキッチンの在庫管理表を作るのか?
「ストック管理ボードを作ること自体が面倒ではないか」
というそもそも論もあると思うので、最初になぜ作るのか考えておきます。
経験上、こういうものは「なんとなくやってみよう」と思って失敗して「なんとなく終わる」ので、最初が肝心だったりします。
(1) 買い忘れを防ぐため
調味料などのストック品はなくなったら買っています。
それがふつうなのですが、「なくなった」と思ったときは覚えていても、いざ買い物のときは忘れてしまうことがしばしば。
料理をしているときに「買い忘れた!」とならないように作ります。
(2) 同じものをたくさん買わないため
少し前になぜかマヨネーズが「3本」ありました。
買い物のときに「マヨネーズ買わなきゃ」と思って買ったら、既に家にあったのです。
しかも既に2本。
うろ覚えで買ってしまうとこうなります。
また、スーパーのセールで安かったと思って買ったら「あっ」みたいなことも。
トヨタのかんばん方式を参考に
というわけで、キッチンの在庫管理表を作ることにしました。
参考にしたのはトヨタの生産管理方式である「かんばん方式」です。
昔仕事でトヨタの下請け工場をよく見てました。
かんばん方式のメリットは
- 余裕を持って不足品を買える=買い忘れを防ぐ
- 余計な在庫を持たない=同じものをたくさん買わない
の2つです。
それを活かしてキッチンの在庫管理表を作ってみました。
このままスマホで写真に撮れば、買い物リストになります。
面倒だから小さな面倒をやっておく
もう1つ、『面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則』(著:本田直之)という本で
面倒くさいから、あえて小さな面倒をやっておく
という考え方も利用しています。
在庫管理表を作るという小さな面倒をすることで、買い忘れをしたり、同じものを買う後悔をなくすことができます。
キッチンの在庫管理表の作り方
【材料】
- ホワイトボード・・・1個
- マグネットシート・・・1個
【道具】
- カッターナイフ(またはハサミ)
- テプラ(または油性マジック)
【前準備】
- 管理したい調味料などのリストを作る
テプラはいろいろ使えるので1台あると便利です。
(1) マグネットシートをカットする
今回は2cm×5cmで切っていきました。
最初はカッターナイフだけでいけると思いましたが、ハサミを使った方が簡単なことに気づきました。
そこでカッターナイフで軽く線を入れて、ハサミで切りました。
こっちの方が断面もなめらかです。
ついでに四隅をカットして角をなくしました。
(2) テプラで調味料名を作る
調味料の名前を順番にテプラに打ち込みます。
1個ずつ出してもいいですが、シールの余白がもったいないなと思ったので、ある程度まとめて1度に出しました。
テープの節約になります。
今回は「両面」に貼るので同じものを2つ出していますが、ひっくり返さないで「片面」だけで管理するなら1つでよいでしょう。
だんだんそれっぽくなってきました。
今回は20個作りました。
マグネットシートはまだ余っていますが、多すぎると逆に管理するのが疲れます。
今後少し運用してみて調整したいと思います。
(3) 装飾をする
さて、「買い物リスト」という名前もテプラで出して貼りました。
余白を転写シールで装飾しようと思いました。
・・・しかし、このホワイトボードは残念ながら転写されません(材質の問題なのか。。。)。
というわけで見なかったことにしてください。。。
代わりに家にあった猫のシールを貼ることにしました(笑)
これで完成です。
カッターナイフにてこずったり、転写シールが転写されなかったりとアクシデントがあったものの、1時間以内の工作でできました。
こういう工作、大好きです。
キッチンの在庫管理表をもっと簡略化する方法
「キッチンの在庫管理表は作りたけど、面倒くさそうなのでもっと簡単な方法はないのか?」
という声もあるかと思いますので考えてみると、
(1) マグネットシートを直接冷蔵庫に貼る
今回は「ホワイトボード」を利用していますが、別に必須ではありません。
マグネットシートだけ作って、直接「冷蔵庫」に貼るのも良いでしょう。
在庫がなくなったら赤色にひっくり返すだけです。
(2) マグネットシートを使わない
シートではなく、バラバラになっているマグネット(円形のものでもなんでも)にテプラでシールを貼るだけでもいいと思います。
両面ではないのでひっくり返すことはできませんが、ホワイトボードに「在庫あり」「在庫なし」というスペースを作ってあげればいいでしょう。
冷蔵庫に直接貼る場合も同様に「在庫あり」は左、「在庫なし」は右で自分でわかるように決めておけば簡単です。
(3) ストック表を作って印刷しておく
もうマグネットすら面倒くさいという場合は、一度家にある調味料を全部書き出しましょう。
それをエクセルで表にして、印刷しておきます。
ふつうは買い物メモとして「マヨネーズ、ケチャップ、・・・」と書くと思いますが、それだと「漏れる」可能性があります。
冷蔵庫に貼っておいて、「〇」をつけるだけで簡単です。
キッチンの在庫管理表の運用方法
ルールとしては、現在使っている調味料が「なくなりそう」になったら白から赤にしていきます。
調味料によっては
- 常に1個は在庫を持っていたいもの
- なくなりそうになったら買えばいいもの
もあると思いますので、そのあたりのルールは家庭ごとに決めればいいと思います。
また、月に1~2回、在庫の点検日を設けて、このボードを見ながら1個ずつ確認しても良いかもしれません。
いずれにしても「簡単」にするのが重要です。
判断に迷う時点でやめてしまう確率が高くなります。
少しやってみて、面倒だと感じる部分はどんどん切り捨てて楽にした方がいいでしょう。