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療育手帳はパスポート。取得すべきか悩んでいるママとパパへ

チューリップ

「療育手帳を取得した方がいいのか?」

療育手帳を取得することによって減免やサービスが受けられるのかが判断しやすくなるため、取得できるなら取得した方がいいと考えています。

私も子どもの療育手帳が取得できるようになったらすぐに手続きをしました。

「お金の話」をするときには療育手帳があるかないかでは違う部分があります。


療育手帳はパスポート

海外に行くときには「パスポート」が必要ですよね。

パスポートを見せれば説明する手間も省けるし、面倒な手続きも省略できます。

だから、療育手帳はパスポートみたいなものだと思っています。

例えば、名古屋市では次のような減免や福祉サービスが受けられます。

  1. 各税法上の減免
  2. 自動車等にかかる税金の減免等
  3. 障害者等の少額貯蓄非課税制度
  4. 水道料金及び下水道使用料の減免
  5. 国民健康保険料の減免
  6. NHK放送受信料の減免
  7. 盲導犬等の登録申請手数料・狂犬病予防注射済票交付手数料の免除
  8. 各種運賃の割引
  9. 有料道路通行料金の減免
  10. 市営駐車場使用料の減額
  11. 有料自転車駐車場の利用に関する費用減額
  12. 市立公共施設の無料入場
  13. 公園駐車場(有料公園施設)使用料の減額
  14. 市立文化施設の駐車場使用料の減額
  15. 市民御岳休暇村利用料金の減額
  16. 電話番号無料案内

参考 税金・公共料金等の減免等(名古屋市) | 介護・障害情報提供システム

※障がいの程度や手帳の等級、親の所得などによって異なります。

療育手帳がないからといって、これらの制度を利用できないわけではありません。

しかし、手帳があれば説明も手続きも簡単にできます。

他にも国・県の減免や福祉サービスがあります。




療育手帳を取得することへの心理的抵抗と割り切り

療育手帳は小さなお子さんに対して交付されますが、

「自分の子どもの障がいを認めることになるから取りたくない」

というお気持ちの方も多いことでしょう。

 

確かにそうです。

 

子どもの療育手帳に貼る写真は、妻がたくさんある写真の中からとびきり可愛いものを選んでくれました。

だからこそ、その隣に書かれている「知的障害」という漢字4文字がよけいに現実に引き戻します。

しかし、割り切っています(それが「受容」なのかどうかはよくわかりません)。

療育手帳を取ったのは、他ならぬ「子ども」のためだからです。

それ以外の理由は特にありません。

「手帳を取ること」

「親が障がいを認めること」

は、

「子ども自身」にとって一体どのような意味があるのでしょうか?

私が思うに、障がいがあることを認めようが認めまいが、子どもに障がいがあること自体は変えようがない事実です。




事実は1つ、解釈は無限

「子どもに障がいがある」という事実に対して解釈をしているのは自分自身です。

マイナスにとらえようがプラスにとらえようが、その事実は変わりません。

コップに半分の水が入っているときに、「たった半分しかない」と思うか「半分も水がある」と思うかは人それぞれです。

 

「療育手帳を取る」ことも1つの事実です。

それを「自分の子どもの障がいを認めることだ」と思う方もいるでしょう。

私のように子どものために減免や福祉サービスを受けるパスポートだと割り切る方もいるでしょう。

どっちが正しいとかではありません。

両方のことを思う方だっているでしょう。

 

特に障がいの程度が軽度のお子さんの場合は、非常に難しい問題だといえます。

 

それでも、療育手帳があることで子どものためにできることが増えます。

少なくとも金銭的な負担が軽くなります




少しだけ、気持ちが軽くなる。

税金や公共料金の減額や免除があります。

子どもの障がいの程度が「重度」だったときは、自動車税の減免と水道料金の割引がありました。

それらのお金はすべて子どものために貯金しています。

 

お金があれば、「子どもの将来のために貯金」することができます。

今は子どもが将来何をしたいのかすらよくわかりませんが、「子どもがよりよい生活」をしてくれる可能性が高まります。

 

お金があれば、「時間」を買うことができます。

「子どもと過ごす時間」を増やすことができます。

 

子どもの障がいを認めるのは難しいことです。

しかし、「ある」ものは「ある」わけです。

療育手帳を取ることも含めて「子どもの障がい」という事実を認めるかどうかは人それぞれです。

結局は、それが「自分のため」なのか「子どものため」なのかを考えていくしかないのかなと思います。

その中で少なくともお金のことに関しては、減免や福祉サービスを利用することで負担が軽くなります。

お金のことについて悩むことが少しだけでも減れば、気持ちも軽くなるかもしれません。

たとえそれが気休めだとしても、私は大事なことだと思っています。

1つの考え方として、参考になれば幸いです。

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