2017/11/084 Shares

カーポートが固定資産税の対象は間違い!物置と車庫との最大の違いとは?

カーポートは固定資産税の対象外!

友人からカーポートは固定資産税がかかるので、「固定資産税の調査が終わってからカーポートをつけた方がいい」と言われましたが、本当にそうした方がいいのでしょうか?

結論からいえば、カーポートが固定資産税の対象になることはまずありえません。

カーポートには「壁」がない。

そもそも固定資産税が課税されるかどうかの条件は何でしょうか?

固定資産税の対象となるのは「土地」と「家屋(建物)」です。

このうち、次の3つの条件を満たすと「家屋」として課税対象となります。

  1. 基礎が地面に固定されているか
  2. 屋根があるか
  3. 三方向以上を壁で囲まれているか

地面に固定され、屋根と三方向以上を壁で囲まれている「車庫」のようなものは家屋の定義に当てはまってしまいます。

物置

画像出典 鈴鹿市「課税対象になる家屋は」

一方、柱と屋根しかないカーポートは、ふつう「壁がない」ので3番目の条件を満たしません。

したがって、3つの条件をすべて満たさないので、対象外となります。

カーポートは課税対象外

画像出典 鈴鹿市「課税対象になる家屋は」

なお、物置は「屋根あり(2番目の条件を満たす)」かつ「三方向以上に壁あり(3番目の条件を満たす)」のですが、1番目の条件である「基礎をどれだけ固定するか」によって、課税対象になるのか、ならないのかが異なる点に注意ですね。

写真にもあるように、地面に置いたブロックの上に乗せただけの簡易な物置の場合は、基礎を固定しているとは言えないので「対象外」となります。

なぜカーポートの都市伝説は生まれたのか?

さて、なぜカーポートは固定資産税がかかるという都市伝説は生まれたのでしょうか?

そういえば、カーポートを設置したいと思っている方は、営業さんから

「カーポートは引渡し後に設置して下さい」

とすすめられたことはないでしょうか。

正確には、

「カーポートは建ぺい率に含まれるので、検査が終わってから設置して下さい」

と言われたことはないでしょうか。

ここで、営業さんは「固定資産税の話を全くしていない」ところがポイントです。

実は建築基準法上は、カーポートも建築物ですので、建ぺい率などの計算の対象になります。

多くの家では、建ぺい率ギリギリで家を建てているので、カーポートを建ててしまうと検査を通りません。

・・・というわけで、多くの場合検査が終わってからカーポートを作るようにしているかと思います。

ここからは推測ですが、

「カーポートは検査が終わってから設置して下さい」

というのが、なぜか、

「カーポートは固定資産税の調査が終わってから設置した方がいいですよ」

と、違うものに置き換わったのではないかというのが、都市伝説のきっかけと勝手に考えております。

カーポートは建ぺい率などの計算に入るから、当然、固定資産税の計算にも入ると誤解が生じたのではないでしょうか。

これがさらにエスカレートすると、

「外構工事は固定資産税の調査が終わってからした方がいいですよ」

となっています。

市町村によってカーポートに課税されるかどうかの取扱いが異なるというのも、よくある都市伝説の1つです。

「家屋」の定義は、地方税法・不動産登記規則(全国統一)のレベルの話であり、各市町村の条例(ローカルルール)のレベルの話ではありません。

したがって、三方向以上を壁で囲まれているカーポート(それはそもそもカーポート?)でもない限り、単に屋根があって柱だけなら対象外でしょう。

カーポートに強い外構業者を選ぼう!

さて、これからカーポートの設置を検討している場合には、カーポートに強い外構業者に依頼するとよいでしょう。

カーポートに強い外構業者なんてあるの!?と思われるかもしれませんが、カーポートの設置工事の代金の多くはカーポート自体の仕入金額になります。

同じカーポートだとしても、外構業者によって仕入金額はバラバラです。

ある業者はカーポートの仕入金額を低く抑えることができるけど、他の業者はそれほど、ということもあるのです。

このように、得意分野に応じて外構業者を決めると、お得に外構工事ができますよ。

関連 外構工事費用と相場は?注文住宅で予算オーバーしないための5つのコツ

関連 外構工事の業者はどう選ぶ?一条工務店で家を建てた私の7つの体験談

カーポートの設置費用も住宅ローン控除が使える?

カーポートを含む外構工事が住宅ローン控除の対象になるかどうかについては次の記事に詳しく書いているので、参考にしてみてください。

関連 外構工事に対する借入金も住宅ローン控除できる?確定申告の注意点

固定資産税の支払いはお得な方法で

カーポートには固定資産税がかからないとはいえ、土地・建物にはかかってくることには変わりないので、できればお得な方法で支払って節約をしましょう。

nanacoで税金が支払える裏ワザがあります。

次の記事に詳しく書いているので、参考にしてみてください。

関連 nanacoとクレジットカードで税金や公共料金を節約するために気をつけること

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