2019/01/12

平成30年分ふるさと納税の確定申告書の具体的な書き方・添付書類と申請方法を徹底解説

ふるさと納税の確定申告

この記事では平成30年分の確定申告でふるさと納税の申告をしたい方へ、添付書類のや簡単に確定申告書を作成する方法をご紹介しています。

ふるさと納税は

  • ワンストップ特例申請
  • 確定申告

の2種類の方法があります。

寄附先が6か所以上だとワンストップ特例申請が利用できず、確定申告をする必要があります。

また、5か所以下でもワンストップ特例申請の手続きをしていなった場合も確定申告をしましょう。

確定申告書は国税庁の「確定申告書等作成コーナー」で無料で作成することができます。

平成30年分からふるさと納税の確定申告書の一部がスマートフォンに対応していますが、この記事ではパソコン画面での操作方法をご紹介しています。

なお、医療費控除とふるさと納税を併用する場合は、次の記事をお読みください。

関連 医療費控除の確定申告書の具体的な書き方・添付書類と申請方法を徹底解説


1.ふるさと納税の必要書類

確定申告書を作成する前にまずは必要書類を用意しましょう。

  1. 給与所得者の源泉徴収票(勤め先)
  2. 寄附金の受領証明書(各自治体)
  3. 個人番号カード(マイナンバーカード)または通知カード

このほか還付を受け取る「銀行口座の通帳」や「印鑑(シャチハタ以外。認印も可)」も用意しましょう。

ネットバンキングの一部には利用できないものもあるのでご注意ください。

  • 利用OK:新生銀行、楽天銀行、ソニー銀行、住信SBIネット銀行
  • 利用不可:ジャパンネット銀行、セブン銀行、じぶん銀行、大和ネクスト銀行

関連 国税還付金の受取口座に指定可能な銀行一覧

また、税務署に郵送で提出する場合は、

  • 提出用の封筒と切手(またはレターパック
  • 返信用封筒(A4が横三つ折りで入る長3封筒など)
  • 82円切手(返信用封筒に貼る)

もご用意ください。




2.確定申告書の作成準備

国税庁の「確定申告書等作成コーナー」のページを開き、「作成開始」を選びます。

ふるさと納税の確定申告

▼税務署への提出方法の選択

  • e-Taxで提出する(電子申告)
  • 印刷して書面提出する(税務署に持参または郵送)

の2種類が選べますが、今回は紙で提出する「書面提出」を前提に進めます。

ふるさと納税の確定申告

▼推奨環境の確認

OS、ブラウザ、PDF閲覧ソフトの確認をします。最新版を利用していれば特に問題ありません。

ふるさと納税の確定申告

▼作成する申告書等の選択

「平成30年分の申告書等の作成」を選んで「所得税」をクリックします。

ふるさと納税の確定申告

▼入力方法選択

今回は「給与・年金の方」を前提に説明します。

ふるさと納税の確定申告

勤め先から給料をもらっている場合、年金をもらっている場合の作成方法は次の画面がでます。

ふるさと納税の確定申告

▼提出方法の選択等

自分の生年月日を入力します。

ふるさと納税の確定申告

▼所得の種類の選択

今回は給料だけもらっている場合を前提にしているので「給与のみ」を選んでいます。

年金をもらっている場合は「年金のみ」または「給与と年金の両方」を選びます。

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▼給与所得の内容等選択

今回は「勤め先が1か所」で「年末調整済み」の前提にしています。

ふるさと納税の確定申告

▼適用を受ける控除の選択

今回は「ふるさと納税」を受けたいので「寄附金控除」をチェックします。

ふるさと納税の確定申告

これで事前準備は完了です。




3.給料情報の入力

ここから給料に関する情報を入力していきます。

「源泉徴収票」を用意しましょう。

▼給与所得の入力

まず

  • 支払金額
  • 所得控除の額の合計額
  • 源泉徴収税額

の3つの金額を入力します。

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続いて

  • 16歳未満扶養親族の数
  • 住宅借入金等特別控除の額
  • 住宅借入金等特別控除の額の内訳
  • 国民年金保険料等の金額(※書面提出の場合は入力不要)

がある場合は、情報を入力します。

源泉徴収票に特に記載がない場合は「源泉徴収票の(4)から(6)欄の全てに記載がない。」をチェックします。

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※「16歳未満扶養親族の数」にチェックをつけた場合は、あとで氏名、続柄、生年月日、別居の場合の住所を入力する画面が出てきます。

  • 支払者の住所・名称

を入力します。

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▼給与所得の入力内容確認

再度源泉徴収票と合っているか確認しましょう。

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▼収入・所得金額の入力

「入力終了(次へ)」を選びます。

ふるさと納税の確定申告

これで給料に関する情報の入力は終了です。




4.ふるさと納税情報の入力

続いてふるさと納税の情報を入力します。

ふるさと納税の「寄附金の受領証明書」をすべて用意してください。

▼所得控除の入力

寄附金控除の「入力する」を選びます。

ふるさと納税の確定申告

▼寄附金控除等の入力

「入力する」を選びます。

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別画面が出てくるので、各項目を1か所ずつ入力していきます。

  • 寄附年月日
  • 寄附金の種類(「都道府県、市区町村に対する寄附金(ふるさと納税など)」を選ぶ!)
  • 都道府県・市区町村の選択と名称
  • 支出した寄附金の金額
  • 寄附先の所在地(※リストボックスからの選択で自動表示)
  • 寄附先の名称(※リストボックスからの選択で自動表示)

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※同じ自治体に何度も寄付している場合は下の「同じ寄附先をもう1件入力する」を選んで手間を省きましょう。

入力内容の一覧を見て、内容を確認します。誤りがあれば「訂正」をしましょう。重複している時は「削除」です。

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※今回は6か所に50,000円をふるさと納税したケースです。

▼計算結果確認

原則として「寄附金額-2,000円」が「所得控除」として表示されます。

今回は50,000円-2,000円=48,000円となっています。

ふるさと納税の確定申告

▼所得控除の入力

左下の寄附金控除の欄に金額が入力されるので右下の「入力終了(次へ)」を選びます。

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▼税額控除等の入力

「政党等寄附金等特別控除」がありますが、ふるさと納税とは関係がないので先に進めます。

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▼計算結果の確認

「還付される金額」が表示されます。

「こんなに少ないの!?」と思うかもしれませんが、これは所得税が還付される金額だけです。

ふるさと納税は所得税だけでなく「住民税」も節税になるもので、節税額は住民税の方が多いです。

ふるさと納税の確定申告

住民税でどれだけ節税されるのはこのサイトではわかりません。

6月頃にわかります。

詳細は下記の記事をお読みください。

関連 ふるさと納税で住民税が還付されるのはいつから?税額控除を確認する簡単な方法

これでふるさと納税に関する入力は完了です。

5.基本情報の入力

最後に確定申告に必要な基本情報を入力します。

▼住民税等に関する事項の入力

該当するものあるかないかチェックします。

ふるさと納税の確定申告

▼住所・氏名等の入力

還付口座の情報を入力します。

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氏名・性別・電話番号・世帯主の氏名と続柄を入力します。

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郵便番号・住所を入力します。

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※「提出年月日」「整理番号」は空欄でも構いません。

▼マイナンバーの入力

個人番号カード(マイナンバーカード)または通知カードにある12桁の数字を入力します。

ふるさと納税の確定申告

これで基本情報の入力は完了です。

6.申告書の印刷・申請方法

いよいよ確定申告書の印刷です。

「帳票表示・印刷」を選ぶとPDFファイルが出力されます。

ふるさと納税の確定申告

6-1. 確定申告書A 第一表

ふるさと納税の確定申告

【税務署に提出】

これがいわゆる確定申告書として有名な書類です。

右上に「印」と印鑑を押す欄があるので、シャチハタ以外で押印しましょう(実印ではなく認印でもOK)。

6-2. 添付書類台紙

ふるさと納税の確定申告

【税務署に提出】

次に「添付書類台紙」があり、ここに

  • 源泉徴収票の原本
  • マイナンバーに関する書類(コピー)

を貼ります。

マイナンバーに関する書類については、書いてある指示に従いましょう。

6-3. 確定申告書A 第二表

第二表は「ふるさと納税」について書かれている書類です。

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【税務署に提出】

ふるさと納税を受ける場合は、

  • 19欄:寄附金控除
  • 住民税に関する事項:寄附金税額控除(都道府県、市区町村分)

に記載があることが前提になります。念のため記載を確認しましょう。

両方ともふるさと納税をした金額の合計額(例では50,000円)が記載されます。

6-4. 確定申告書A 第一表 控

「確定申告書A 第一表」がもう一度出てきますが、これは「控用」です。

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【税務署で押印】

これを提出すると、税務署から「収受印(しゅうじゅいん)」という受け取ったことを明らかにする印鑑を押してもらえます。

収受印は本来内容を証明するものではありませんが、多くの場合に内容を確認するものとして使われています。

例えば、児童手当の現況確認や保育料の計算、住宅ローンの借換えの審査の際に「所得が証明できるもののコピーをください」と言われたときに利用できます。

源泉徴収票の原本は提出してなくなってしまう(そもそも確定申告で内容が変わってしまう)ので、必ず「控用」も提出しましょう。

税務署に直接確定申告書を持参すると、その場で印鑑を押してもらえます。

郵送で送る場合には、必ず、自分の氏名・住所を書いた返信用封筒と切手(1枚なので定型郵便物なら82円で十分)も一緒に同封してください。

申告書一式を郵送する場合は、マイナンバーがある関係からレターパックがおすすめです。

関連 レターパックライト・プラスならコンビニで!購入・支払方法の注意点まとめ

6-5. 確定申告書A 第二表 控

「確定申告書A 第二表」ももう一度出てきて「控用」ですが、こちらは提出不要です。手元に保管しておいてください。

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6-6. 提出書類等のご案内

「提出書類等のご案内」ではこれまで説明したことも含めて注意点が書かれています。

この用紙の提出も不要です。

なお、確定申告書は「寄附金の受領証明書」の原本と一緒に提出しましょう。

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郵送する場合は、右下に郵送先の税務署名・住所も印刷されるので、これを切り取って封筒に貼るだけでOKです。

「**税務署 行」の「行」は横に2重線を引いて「御中」とします。

なお、提出する税務署を間違えないようにしましょう。

近所だからといって、自分の住所を担当する税務署とは違う税務署に提出しても受け取ってもらえません。

7.入力データの保存

印刷が終わったら、下記の画面に戻って「次へ進む」をクリックします。

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「入力データを保存する」を選ぶと来年の確定申告用にデータを保存できます。

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「入力したデータをダウンロード」すると「h30syotoku.data」という名前のファイルがダウンロードされます。

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こで全部終了です。

お疲れさまでした。

以上、ふるさと納税の確定申告書の作成方法について徹底解説しました。

所得税の還付は、早ければ数週間~1か月以内で銀行口座に還付されるかと思います。

まとめ

ふるさと納税に関する記事は、ふるさと納税のカテゴリに整理しています。

あわせてご確認ください。

あなたの確定申告のお役に立てたら幸いです。

>>>カテゴリー「ふるさと納税」の記事一覧

関連 ふるさと納税で住民税が還付されるのはいつから?税額控除を確認する簡単な方法

また、お得な節税方法として次の記事もご覧ください。

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※税金計算や扶養に入れるかなどの具体的な有利不利の判断についてはこちらから

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