ふるさと納税のワンストップ特例申請をした後に、1年間の医療費が10万円を超えていることに気づいたらどうしますか?
もちろん確定申告で医療費控除をしますよね。
この場合には注意が必要です。
実は確定申告をするとせっかく申請した「ふるさと納税のワンストップ特例」が無効になるからです。
医療費控除だけでなく「ふるさと納税」も含めて確定申告書を作成する必要があります。
たとえ1か所しかふるさと納税をしていない場合でも同様です。
ふるさと納税も含めた医療費控除の確定申告書の作成方法は次の記事をお読みください。
ふるさと納税も「確定申告」に入れないと節税にならない!
ふるさと納税も含めて確定申告をする必要があります。
確定申告をすると情報が上書きされ、ワンストップ特例で申請したふるさと納税の情報は無効になってしまうのです。
ワンストップ特例は「確定申告をしない」前提の制度です。
制度を作った人は
「確定申告するならちゃんとふるさと納税の分も入れて申告するよね」
と思ったかもしれませんが、実際は漏れてしまうことがよくあります。
住宅ローン控除1年目や副業で確定申告をする場合も注意!
医療費控除だけでなく
- 住宅ローン控除の1年目
- 副業
- 雑損控除
- ふるさと納税以外の寄附金控除
で確定申告をするときも同じです。
ふるさと納税を忘れないようにしましょう。
特に住宅ローン控除1年目は忘れやすいです。
住宅ローン控除とふるさと納税を同時にする場合の確定申告書の作成方法は次の記事をお読みください。
ふるさと納税を忘れたら税務署に相談しよう!
ふるさと納税を忘れて確定申告をした場合には、税務署に相談しましょう。
税務署に直接行く前に、具体的に何が必要になるのかを税務署に電話で聞いておくとムダがないでしょう。
特に自分の印鑑(シャチハタ不可。認印OK)は忘れやすいです。