確定申告書の作成方法は?手書き・パソコン・スマホのメリット・デメリット

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確定申告書の作成方法は?手書き・パソコン・スマホのメリット・デメリット

確定申告書は主に

  1. 手書き
  2. パソコン
  3. スマートフォン
  4. 確定申告会場の利用

といった方法で作成できます。

それぞれメリット・デメリットがあるので比較します。

【方法1】手書きで確定申告

昔から行われているのが手書きで確定申告書を作成する方法です。

申告書は

で入手できます。

確定申告書

入手方法についてはそれぞれメリット・デメリットがあるので、詳しくは下記の記事をお読みください。

関連 確定申告の申告書用紙はいつどこで入手できる?印刷時の注意点

手書きのメリット

  • 申告書用紙さえあればパソコン・スマートフォンはいらない(電卓は必須)

手書きのデメリット

  • 記載ミス・計算ミスが起こりやすい

 

特に確定申告初心者の方には手書きは厳しいかもしれません。

「手引き」という説明書があります、がそれを読んでもどこに何を書いたらいいかが分かりにくいからです。

 

税金独特の表現が多いので、自分に関係あるのかないのか判断できず、途中で挫折する可能性が高いです。

 

一方、確定申告経験者で毎年同じような内容で申告している方の中には、手書きで作成されていることもよくあります。




【方法2】パソコンで確定申告

次にパソコンで確定申告書を作成する方法です。

国税庁のホームページには無料で確定申告書が作成できる確定申告書等作成コーナー」があります。

確定申告書等作成コーナー

これを利用して確定申告書を作成します。

このブログでは次の確定申告書の作成方法について画像付きで手順を説明しています。

パソコンのメリット

パソコンのデメリット

  • パソコンがないと作成できない

 

最近はスマホしかもっていない方も増えているので、パソコンが自宅にない方にとっては厳しい方法です。

公式 国税庁「確定申告書等作成コーナー




【方法3】スマホで確定申告

3番目はスマートフォン(スマホ)で作成する方法です。

 

最近は国税庁の「確定申告書等作成コーナー」でスマホによる確定申告書の作成がかなり充実しています。

特にマイナンバーカードの普及でe-Taxのハードルもかなり下がりました。

 

既に年末調整で配偶者控除や生命保険料控除などが完了していて、後は医療費控除やふるさと納税を追加でするくらいなら十分対応できます。

 

スマホで入力しやすいようになっているので、指示されたとおり進めばOKです。

スマホのメリット

  • パソコンがなくてもスマホがあれば作成できる
  • 確定申告書等作成コーナーのとおり作れば申告書が完成する
  • 記載ミス・計算ミスが起こりにくい

スマホのデメリット

  • 複雑な申告になるとちょっと面倒

 

住宅ローン控除も医療費控除も同時にやるような場合には、スマホの画面で操作するのはちょっと面倒だと思います。

公式 国税庁「確定申告書等作成コーナー




【方法4】確定申告会場の利用

最後に確定申告会場に行って、その場で確定申告書を作成する方法です。

 

確定申告時期の毎年2月16日~3月15日頃になると、税務署ごとに特別会場が設けられます。

税務署内で行われることもあれば、大きな会場を借りて合同開催されることもあります。

詳細は国税庁の公式サイトでご確認ください。

公式 国税庁「令和5年分確定申告期の確定申告会場のお知らせ

 

当日は

  • 「給与所得の源泉徴収票」や「医療費の領収書」など必要書類
  • 還付口座の番号がわかるもの(通帳でもメモでも)

を持参して出かけましょう。

 

必要書類については下記の記事も参考にしてみてください。

 

確定申告会場では税理士さんや税務署の職員さんがマンツーマンで確定申告書の作成を助けてくれます。

基本的に会場にはパソコンが設置されていて、操作を教えてもらいながら入力して申告書が作成できます。

確定申告会場のメリット

  • 直接教えてくれる人がいる

確定申告会場のデメリット

  • とにかく混雑する

 

確定申告会場は、医療費控除だけを受ける人もいれば、自営業の人もいます。

マンツーマンで対応していれば混雑するのはやむを得ないので、暇つぶしを持っていくのを忘れずに。

なお、必要書類に不備があると家に帰ってまた並ぶことにもなるので、漏れなく持参しましょう。

 

必要書類については次の解説記事も参考にしてみてください。

 

※このブログの確定申告に関する記事はこちらからご確認ください。

関連 確定申告書類の書き方と申請方法まとめ

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3 件のコメント

  1. 今年から、マイナポータル連携で、株式の特定口座、ふるさと納税、生命保険、地震保険、医療費、住宅ローン控除に関する必要書類のデータをまとめて取得して自動で取り込めるようになりました。
    しかし、肝心の年金の源泉徴収票や、国民健康保険の支払いデータなどは、まだ取り込めないみたいです。民間のデータが先に連携して、国のデータ連携が遅れるとは。。いかにもお役所仕事ですね。

  2. こんにちわ!

    会社で年末調整して貰うと、自分が幾ら税金を払って、いくら節税しているかの
    意識が本当に薄れていきます。
    もしかして国の狙いはそこに・・・?

    自分で還付申告で入力すると自動で計算してくれますし、いくら払っていくら戻ってくるかの把握が容易になります。

    それで分かったことがあります。
    私には確定拠出年金がそこまで大きな節税効果がありませんでした。
    所得税は確定拠出年金の支払いが無くても最低税率の5%になっていて、
    住民税と合わせても掛け金の15%分の額しか節税効果がありませんでした。

    当然にないよりはあった方が良いのですが、
    証券会社等の宣伝のような節税効果にはとてもならないと感じるのです。
    それらの宣伝は所得税20%で計算されていたりするのですが、20%所得税かかる人は税込みでスト相当な高年収になると感じるのです。

    そんなことを感じた還付申告でした。

    • >せんとらるさん
      こんにちは。neronaです。
      確定拠出年金やふるさと納税は節税の効果測定している方が
      少ないので、せんとらるさんみたいに気づいている方は少ない
      かもですね。

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