令和2年分(2020年分)の年末調整で利用する用紙は次のとおりです。
<年末調整の用紙>
- 令和2年分 扶養控除申告書
- 令和3年分 扶養控除申告書
- 令和2年分 基礎控除申告書 兼 配偶者控除等申告書 兼 所得金額調整控除申告書 New!!
- 令和2年分 保険料控除申告書
※「令和2年分 住宅借入金等特別控除申告書」は税務署から本人に郵送されます(詳細は下記参照)。
関連 住宅ローン控除申告書兼証明書はいつ届く?届かない理由と税務署への依頼方法
年末調整の用紙は、「年末調整のしかた」の手引きや法定調書と一緒に10月下旬から11月上旬に各税務署から企業に対して郵送されます。
▼
企業は年末調整の用紙を従業員に配布します。
▼
従業員は必要事項を記載し、控除証明書とともに提出します。
なお、税務署から届く前に国税庁のホームページでPDFファイルやExcelファイルとしてダウンロードすることも可能です。
また、年末調整ソフトであらかじめ企業名や従業員の基本情報を入力して印刷して配布している企業も多いです。
給与計算や年末調整、労務管理、マイナンバー管理まで行える「人事労務freee」は30日間無料です。
企業の年末調整の担当者の方は、一度無料登録してみてはいかがでしょうか。
※年末調整に関するまとめ記事はこちらをお読みください。
もくじ
もくじ(読みたいところへ飛べます)
年末調整の用紙は国税庁でダウンロード可能!
年末調整の用紙については国税庁ですべて公開されています。
企業の方で従業員に配布したい方は「PDF版」を両面印刷してお渡しください。
PDF版やExcel版があるものは直接入力ができるので、自分の年末調整をするときに利用してもいいでしょう。
扶養控除申告書(令和2・3年分)
- 令和3年分(PDF/630KB) |入力用(PDF/662KB)|記載例(PDF/1,265KB)
- 令和3年分《外国語》
- 令和2年分(PDF/2,040KB)|入力用(PDF/3,050KB)|記載例 (PDF/916KB)
- 令和2年分《外国語》
記入方法の詳細については次の記事で解説しています。
基礎・配偶者・所得金額調整控除申告書
令和2年から新しくなった様式です。
- 給与所得者の基礎控除申告書
- 給与所得者の配偶者控除等申告書
- 所得金額調整控除申告書
の3種類の申告書を1枚にムリヤリつめこんだ結果、とんでもない名前になっています。
記入方法の詳細については次の記事で解説しています。
関連 基礎控除申告書 兼 配偶者控除等申告書 兼 所得金額調整控除申告書の具体的な書き方と記入例
保険料控除申告書
記入方法の詳細については次の記事で解説しています。
源泉徴収簿(※企業用)
年末調整をする企業が利用する書類です。
※年末調整で勤め先に提出する書類ではありません。
<年末調整ソフトを利用して用紙を準備する方法>
年末調整関連の書類は税務署から企業に郵送されてきます。
しかし、年末調整ソフトを利用して最初から企業名や従業員名を印字して印刷する企業も多いです。
例えばクラウド会計大手のfreeeでは普段の給与計算から年末調整、源泉徴収簿・源泉徴収票の作成まで一括してできる「人事労務freee」があります。
人事労務freeeなら、年末調整に必要な書類を自動で作成し、紙で申告書を配布しなくてもスマホやPCからアンケート形式で従業員に入力してもらうことが可能です。
証明書の画像もアップロードできるので、確認や訂正に無駄なやりとりが生じません。
「人事労務freee」は30日間無料です。
企業の年末調整の担当者の方は、一度無料登録してみてはいかがでしょうか。
\10万事業所が利用する人事労務管理システム/
※年末調整に関するまとめ記事はこちらをお読みください。
2 件のコメント
今年は書類が変わったので、いつも以上に参考にさせていただいています!
主人が会社から以下の3種類
・平成31年分給与所得者の扶養控除等(異動)申告書
・平成30年分給与所得者の配偶者控除申告書
・平成30年分給与所得者の保険料控除申告書
しかもらってこなかったようなのですが…
平成30年分ので申告書は必要ないのでしょうか?
>すぎちゃんママさん
こんにちは!neronaです。
「平成30年分給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」は昨年の年末調整の際に
1度書いているので、もし変更点がなければそのままでもいいのですが、
「書いた内容」が変わっている場合は会社にお願いして提出することになります。
ふつうは平成30年分も返却するのですが、その辺は会社によって判断が異なるため、
3枚しか書類がない場合もあります。
とはいえ1年前のことなので何を書いたか覚えていないというのがふつうかと思いますので、
ご不安であれば会社にお願いして念のため一度返却してもらうのがよろしいかと思います。