2017/02/191 Shares

住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書とは?使い道と再発行について

平成28年版年末調整特集

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今年もやってきました!数十万円の金券

10月になると、生命保険料控除証明書や地震保険料控除証明書などの証明書がやってきますが、私はこれを「金券」と呼んで大切に保管しています。

なぜなら、年末調整や確定申告をすることで、税金を安くできるからです。

安くなった分だけ得するのですが、なくしたらもったいないです。

そしてキングオブ金券なのが、「住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書」です。

住宅ローン控除を受ける方に送られてくる人によっては数十万円の価値がある金券です。

平成28年分は、10月5日に到着しました。
年末残高等証明書1
我が家の場合は、住宅金融支援機構のフラット35を取扱店である優良住宅ローンさんを窓口にして今年借換えをしたため、「優良住宅ローン」という名前に変わりました。

以前は、建築した一条工務店さんから紹介された「ファミリーライフサービス」さんでした。

そして、中身を開くと平成28年12月31日(年末)時点の住宅ローンの残高が記載されています。

年末残高証明書

平成28年12月31日現在の予定額は、35,327,962円となっています。

住宅ローン控除を受けるために必須の書類

さて、「住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書」はなぜあるのかといえば、入居1年目の確定申告や、2年目から10年目までの年末調整で住宅ローン控除を受けるために利用します。

この書類が必須です。

なぜかといえば、住宅ローン控除というのは、

年末のローン残高×1%

でいくら減税できるかを計算します。

例えば、我が家の場合、平成28年に住宅ローン控除できるのは、

35,327,962円×1%=353,200円(百円未満切捨)

となります。

35万円分の税金が安くなります。

この場合、控除率1%というのは固定ですからいいのですが、「年末のローン残高」は毎年変わるので、本当にそれで合っているのか、証明が必要です。

そのため、借入れをしている金融機関から、「あなたは年末現在、これだけ借りてますよ」という証明書として、「住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書」をもらうのです。

なぜ年末の「予定額」なのか?

答えは、「年末調整」をスムーズに行うためです。

住宅ローン残高は、本来であれば、12月31日現在にならないと、わかりません。

しかし、住宅ローンの返済表が手もとにあれば、12月31日現在にいくらが残る「予定」なのかは、誰でもなんとなく予想できます。

年末調整の資料が年末に届くようでは、住宅ローン控除について年末調整でできません。

そのため、10月頃にまだ返済していないのに、「住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書」が届くのです。

もう一度、証明書を見てみると、1番下に「この証明書は平成28年8月31日現在の資料をもとに作成しております。」とありますね。

年末残高証明書

つまり、8月末の段階で、今後、毎月きちんと返済する前提の時にいくらになるかを計算しているのです。

なお、9月末の段階で予定額を計算している場合もあり、借りている金融機関によって異なります。

9月~12月に繰上返済した場合は?

9月以降に繰上返済をするということは、8月末に住宅ローンの年末残高がいくら残るだろうという見込みとは、異なるということになります。

しかも、繰上返済をした分、住宅ローンの年末残高は少なくなります。

この場合、「住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書」については、再発行を依頼しなければもらえない可能性もあるので、一度、金融機関の担当窓口に手続きを確認してみましょう。

自動的に繰上返済後の証明書を再度送ってくるところはよいのですが、例えば、福井銀行では、次のようなことが書かれています。

10月から12月にかけて繰上返済を考えているのですが、手元にある「住宅取得資金にかかる借入金の年末残高証明書」はそのまま使えますか?

「住宅取得資金にかかる借入金の年末残高証明書」は、9月末の住宅ローン残高を基準にお客さまに郵送させていただいております。

従いまして、繰上返済により住宅ローン残高が減少しますので再発行が必要となります。

ローン取引店窓口で再発行を依頼してください。

なくした場合も再発行を!

「住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書」は金券ですといったのに、なくしてしまったですって!?

すぐに金融機関に連絡して、再発行してもらいましょう。

入居2年目以降であっても、間に合わなければ確定申告でできますが、年末調整で還付してもらった方が圧倒的に手続きは楽です。

たとえ医療費控除やふるさと納税で確定申告をする場合でも、住宅ローン控除は年末調整でやった方が手間が省けますからね。

最後に

いかがでしたでしょうか。

「住宅取得資金にかかる借入金の年末残高証明書」が届いたら、大事に保管して、年末調整や確定申告で利用して、しっかりと還付金をもらってくださいね。

なお、最後になりましたが、入居2年目の住宅ローン控除については、次の記事にまとめたので、実際の書類を書くときの参考にしてください。

→ 2年目の住宅ローン控除の必要書類と書き方の見本(平成28年(2016年)版)

今年の年末調整の準備はできましたか?

⇒ 平成28年版*年末調整で失敗しないための特集

※質問や記事のリクエストもお気軽に♬

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