2018/11/1612 Shares

手取り年収は税込年収の約8割!源泉徴収票と給料明細から簡単に計算する方法

手取り年収

この記事では、「手取り年収」を税込年収から簡単に計算する2つの方法をご紹介します。

ざっくり言うと税込年収の8割なので、

  • 税込年収300万円⇒手取り年収240万円
  • 税込年収400万円⇒手取り年収320万円
  • 税込年収500万円⇒手取り年収400万円

くらいになります。

家計管理や転職活動などで「手取り年収」を利用する場面があるので、お役に立てれば幸いです。

なお、クレジットカードの申込みや住宅ローンを組む場合の年収は、「税込年収」を利用するのでご注意ください。


1.ざっくりなら「税込年収×80%」!

(1) 税込年収を「手取り年収」にする方法

私が税理士事務所で働いていたときによく使っていた方法です。

「手取り年収」=「税込年収」×80%

例えば、年収300万円~800万円ほどで扶養親族も0人から3人なら、税込年収×75%~85%程度におさまります。

そのため税込年収に80%をかけると、実際の手取り年収に近い金額が算出されます。

例えば税込年収が500万円の人は、おおよそ400万円が手取り年収になります。

500万円×80%=400万円

家計管理では少なめに見積もった方が良いという方もいるので、その場合は「税込年収×70%」で手取り年収を把握すると良いでしょう。

(2) 手取り年収を「税込年収」にする方法

逆に「手取り年収」が知りたいと思ったらどうすればいいのでしょうか。

手取りで400万円もらえる会社に転職したいと思っても、求人票には税込年収しか記載されていませんよね。

その場合は、「1.25倍」をかければ計算できます。

400万円÷80%=400万円×1.25=500万円

つまり、500万円の税込年収があれば、手取り年収は400万円くらいになるということです。

ちなみに「月収」も同じ考え方なので、手取り月収で25万円が欲しいなら、

25万円×1.25=31万2,500円

と税込月収で約31万円を目指しましょう。




2.源泉徴収票と給料明細で計算しよう!

さて、もっと正確な方法を知りたいという方に、源泉徴収票と給料明細から計算する方法をご紹介します。

毎年12月か翌年1月になると会社から「給与所得の源泉徴収票」をもらいますが、「手取り年収はどこに書いてあるの?」と思った方も多いと思います。

残念ながら手取り年収は源泉徴収票だけを見ても分かりません。

自分で計算する必要があります。

必要な計算要素は

  1. 支払金額
  2. 源泉徴収税額
  3. 社会保険料
  4. 1か月分の住民税

の4つです。

(1) 源泉徴収票で「税込年収・所得税・社会保険料」がわかる!

まず、源泉徴収票のうち、次の3つの金額を拾います。

源泉徴収票

  1. 支払金額=「税込年収」のこと。非課税になっている通勤手当は含まれません。
  2. 源泉徴収税額=1年間に天引きされた「所得税」の合計。年末調整による還付(徴収)後の金額
  3. 社会保険料等の金額=厚生年金保険料・健康保険料・雇用保険料(40歳以上になると介護保険料も)の合計

(2) 給料明細で「住民税」を見よう!

給料からは所得税(源泉徴収税額)と社会保険料のほかに、「住民税」が控除されています。

どの月でもいいので、給料明細から「1か月分の住民税」の金額を探してください。

なお、「賞与(ボーナス)」からは住民税が天引きされていないので、明細を見ても住民税の金額は書いていません。

(3) 「手取り年収」の計算方法

さて、これで手取り年収を計算するための要素はそろいました。

支払金額

-源泉徴収税額(所得税)

-社会保険料等の金額

-1か月分の住民税×12月

=手取り年収

支払金額(税込年収)から所得税(源泉徴収税額)と社会保険料(厚生年金保険料、健康保険料、雇用保険料、介護保険料)、そして住民税が天引きされたものが「手取り年収」です。

源泉徴収票

例えば、上記の源泉徴収票の各金額と1か月分の住民税(16,700円)をもとに計算すると、

支払金額 5,134,440円

-源泉徴収税額 105,500円

-社会保険料等の金額 718,822円

-1か月分の住民税×12月 16,700円×12=200,400円

=手取り年収 4,109,718円

となります。

5,134,440円×80%=4,107,552円なのでほぼ同じですね。




まとめ

いかがでしたでしょうか。

源泉徴収票をもらったら、ご自身の「税込年収」と「手取り年収」を確認してみてくださいね。

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