2018/10/173 Shares

【源泉徴収票】年調未済とは?年末調整や確定申告が必要なの?

年調未済

給与所得の源泉徴収票の「摘要欄」に年調未済(ねんちょうみさい)と書いてある場合は、年末調整が済んでいないという意味です。

1番よくあるケースが年の途中に退職した場合です。

退職するとその勤め先ではもう年末調整ができません。

ただし、それまでに支払った給料や天引きした所得税・社会保険料の情報を明らかにするために「源泉徴収票」が勤め先から発行されます。

そのため、

  • 転職先で年末調整をしてもらう
  • 自分で確定申告をする

のいずれかを選択することになります。

関連 年末調整の対象になる人と対象にならない人は?


1.年末調整が未済になるケース

年末調整が未済になるケースは次のような場合です。

  • 退職した場合
  • 勤務先が年末調整をしてくれない場合
  • 給料年収が2,000万円を超える場合

退職した場合でも、12月の給料を支払った後に退職した人は例外的に年末調整が可能なので年末調整が行われます。

また、小さな会社や個人店でパートやアルバイトをしている場合に、年末調整をしてもらえないこともあります。

ただし同じ年に「2か所以上」で働いている場合は、次の記事をお読みください。

関連 2か所から給料をもらっている人の年末調整・確定申告・住民税の注意点




2.転職先で年末調整を行う場合

退職した場合でも、同じ年に次の職場に転職するときには、次の職場で年末調整を行ってもらえます。

そのため、退職した勤め先でもらった源泉徴収票を提出します。

次の職場の

  • 入社時に提出する
  • 年末調整の時に提出する

の2ケースがありますが、勤め先の指示に従ってください。

退職前の勤め先の給料と次の職場の給料を合算して年末調整が行われます。




3.自分で確定申告をする場合

3-1.年の途中で退職した場合

年の途中で退職し、年末までに次の職場が決まっていない場合、勤め先がないので年末調整が行われません。

この場合、生命保険料控除や住宅ローン控除(2年目以降)なども行われないため、源泉徴収された金額が多い場合があります。

そのため、確定申告をして還付を受けた方が良いケースが多いです。

3-2. 年の途中で退職して自営業になった場合

年の途中で退職してその後、自営業になった場合も年末調整が行えません。

自営業として確定申告をする際には、退職する前の給料収入も合わせて確定申告する必要があります。

確定申告の際に給料収入も含めるのを忘れないようご注意ください。

3-3. その他の場合

次の場合にも自分で確定申告をすることになります。

  • 勤務先が年末調整をしてくれない場合
  • 給料年収が2,000万円を超える場合




まとめ

年末調整が未済となるケースについて、一般的な事例をご紹介しました。

次の職場で年末調整をしてもらう場合は簡単ですが、自分で確定申告をした方がいいかどうかは判断に迷うと思います。

よくわからない方は、税務署や税理士に確認しましょう。

関連 税金に関する相談は税理士または最寄りの税務署へ

参考 年末調整が未済の場合に作成する「給与所得の源泉徴収票」の記載事項|国税庁

 

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税金計算や扶養の具体的な有利不利の判断についてはこちらから

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