2017/02/197 Shares

年間10万円以下でも医療費控除ができる共働き世帯の裏ワザ

ちょっと奥さん! 医療費の領収書、もう捨てていませんか?

例えば、医療費として15万円を支払っていれば、15万円-10万円=5万円を医療費控除として控除することができます。

これは、家族の分を合計することができるので、夫婦と子どもの分を全部合わせて10万円を超えるといいのですが、「9万円」だと、10万円以下なので対象とならない・・・というのが常識です。

だから、10万円もいかないから、医療費控除も無理だよね、と思って、早々に領収書を捨ててしまうかもしれませんね。

しかし、実は、共働き世帯の場合、10万円以下でも医療費控除ができる場合があります。
=========

確定申告が簡単にできる方法をご紹介

>>>図解でわかる!医療費控除の確定申告書の作成方法【平成28年版】

もあわせてお読みください。

=========

医療費控除が10万円以下でもできる場合!

その裏技というのは、医療費控除のもう1つの基準である「その年の総所得金額等が200万円未満の人は、総所得金額等の5%の金額」を上回れば、医療費控除ができる、というものです。

なんだそれ、と思ったと思いますので、具体的にいきましょう。

例えば、給料だけをもらっている人ですと、年収ベースで310万円以下なら検討の余地があります。

年収310万円
所得199万円×5%=99,500円

年収250万円
所得157万円×5%=78,500円

年収200万円
所得122万円×5%=61,000円

年収150万円
所得85万円×5%=42,500円

ちなみに、年収103万円以下の方は、所得税(年収100万円前後以下は個人住民税)がそもそもかからないので、医療費控除のしようがありません。

・・・いかがでしょうか。

例えば、年の途中で仕事を辞めたり、育児休暇なんかで収入が少なくなったりすると、該当するかもしれませんね。

奥様の給料、いくらですか?

「いやいや、neronaさん、医療費控除にそういう特例があるのは知ってますよ」

「でも、僕は普通に働いてるし、僕の年収は450万円で年収310万円以上だから、残念だけど関係ないですよ」

「今年は医療費が9万円だけど、あとちょっとだったなぁ」

90,000円<100,000円

⇒医療費控除×

まあ、確かにそうかもしれませんね。

ところで、共働きをしている「奥様」の年収はいくらですか?

「え? 妻は時短勤務で今年はたぶん、年収200万円くらいになると思うけど」

ほら、いるじゃないですか。

あなたの隣に年収310万円以下の人が。

思い出してください。

年収200万円

所得122万円×5%=61,000円

90,000円-61,000円=29,000円が医療費控除の対象になりますよ。

医療費控除は「支払った人」が控除する制度!

「え? 僕の分も『妻』で医療費控除をするの?」

医療費控除は、年収が高い人で控除をしなさいという制度ではありません。

家族の分も含めて医療費を実際に支払った人が控除する制度です。

もし、年収310万円以下の奥様が家族の分の医療費を支払ったのであれば、年間10万円以下だとしても、医療費控除ができるわけです。

共働きの場合は、意外と該当しませんか?

s-iryohi

また、奥様がフルタイムで働いていていたとしても、出産・育休で収入がぐっと減るとき、年収が310万円以下になって、かつ、医療費が10万円以下になる場合がありませんか?

そんなときも使うことができるので、医療費控除のために、領収書をとっておきましょうね。

=========

確定申告が簡単にできる方法をご紹介

>>>図解でわかる!医療費控除の確定申告書の作成方法【平成28年版】

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう